観体論における世界観の実践

目的因と原因

目的は事象の一種であり、因果関係の鎖の一部である。つまり原因であり結果でもある。そしてそれは観体の意思に依存する。全ての事象に目的があるというのは誤謬である。

カタツムリの殻やカメレオンの擬態は外敵から身を守る目的で備わっているわけではない。あくまで多様化と生存競争の結果でしかない。

今、蛇口をひねったのは水を飲む為の「目的因」であるととらえられる。しかし、その行動は水分の欠乏に対する身体の反応結果でしかない。それを意思という言葉で説明しようとする時、その事象は「目的因」として認識される。

目的は原因であるとともに結果でもある。

善と悪

善と悪は相互規定対称関係の一つでしかない。つまり善でない方が悪であり、悪でない方が善である。右と左の違いでしかない。

倫理や法律にそぐわない事象を悪と呼び、そうでない方を善と呼ぶことが多いが、倫理や法律事体、一方的なものである。他方の倫理法律においては、違う規定がされているかもしれない。

絶対的な右や左がないように、絶対的な善や悪というのは誤謬でしかない。

未完

目次

この記事を見た人がよく読んでいる記事

カナシスコム > 節約ラボラトリ > 観体論における世界観の実践