泰澄大師が地面に挿した箸 白山神社の大カツラ(福井県大野市下打波)

福井県大野市下打波の県道173号線は紅葉で有名な刈込池や100年前の秘湯である鳩ヶ湯へと続く重要な道です。

県最大の幹囲の巨木である大カツラはその県道の途中にあります。

白山神社の大カツラ

場所は国道158号線から県道173号線に入って数キロ進んだ先の白山神社の境内です。福井県は白山の麓ということもあり、白山神社がたくさんある地方です。

神社を見つけたら少し登るとすぐに大カツラが目に入ります。新日本名木100選にも選ばれているその幹は中心は一本なのですが20本弱の細かい幹で形成されています。

このカツラの巨樹は根回り15m、樹高約29mあり堂々たる風格をただよわせる。

養老元年(717年)、泰澄大師が白山登頂の途中この地で食事に使った橋を大地に挿したのが芽を出し、現在の巨木になったと伝えられ、神木として保護されている。

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