タンタン名水と加賀温泉郷巡り 大日山一周ルート(122km+1000m/石川県白山市鳥越より)

大日山は加賀三山の一つとしてよく知られ、石川県側からはもちろんのこと福井県勝山市方向からもよく見える山です。両側には福井と石川を繋ぐ重要な道路である国道157号線と国道364号線が走っています。ここではそんな山岳国道を利用した石川福井を巡回する122kmのロングコースを紹介します。

スタートは石川県白山市の鳥越地区にある一向一揆の里とします。ここは駐車場もあり軽食も楽しめる道の駅です。時間があれば資料館をみてまわってもよいでしょう。

道の駅からまずは東方向に出発します。釜清水交差点を右に折れると国道157号線の喧噪を避けたロードバイク向けの迂回路である県道178号線に入ります。手取峡谷を横目に山に囲まれた田園風景が続きます。やがて道は手取川を渡り国道157号線にでます。

国道は途中で右に折れますが、ここではまっすぐ道の駅瀬女の前を通ります。瀬女交差点を右でトンネルをくぐると再び国道に合流します。ここからは白峰地区への山岳に入ります。

かつてダムが作られた時に建造された巨大な橋をのぼると日本最大級のロックフィルダムである手取川ダムの巨大な堤が眼に入ってきます。ここからはトンネルが連続しますので尾灯は必須です。

巨大な手取湖の下にはかつて集落がありました。現在は麓の方に村ごと移動しています。そんな歴史に思いを馳せながらペダルに力を入れます。やがて恐竜のモニュメントが見え、白峰の町に入ります。

ここからこのコースの最高地点である谷峠まではさらに上りが続きます。白峰をすぎると交通量がへり曲がりくねった峠道になります。道幅は広いのでそれでも快適です。

言うない地蔵の伝説

谷峠にはユニークないわれのある、言うない地蔵があります。時間があればトンネルに入る前にチェックしてみてもよいでしょう。トンネルを超えると福井県です。

ここから気持ちのよい下りが続きます。数百メートルのワインディングを福井市方向の平野を眺めながら快走します。ところどころに休憩場があります。

そのまま国道添いに降りてもよいのですが、信号と交通量が多いので、迂回路である県道112号線がおすすめです。目印は恐竜博物館とスキージャムへの看板。ここを右折して恐竜博物館方向へ抜けます。

滝波川添いのこの県道はとてもフラットで交通量も少ないこれまた快走路です。途中の福井市と勝山市の境である栃原地区の道路沿いには名水であるタンタン清水が湧き出ておりサイクリングで乾いた喉を潤すことができます。

冷たいタンタン清水

県道112号線はやがて県道17号線へと合流します。途中で山中温泉方向への道である国道364号線と交わる上久米田交差点があるのでそこを右折して石川県方向に戻ります。

ここからはつづら折りの上り坂です。距離はそれほどありませんがその後も山越えの峠道が続きます。この先の竹田地区は油揚げが有名なので食事をしていってもよいでしょう。油揚げ定食で1250円(2014年現在)から。また江戸初期の旧家庭園である千古の家も見所です。

竹田地区をすぎると山中温泉への最後の上り坂です。丸岡山中温泉トンネルを抜けるとあとは下りのワインディング。山中温泉街へはすぐです。

山中温泉は加賀温泉郷の一つで古くからある温泉街です。また白山開山の祖である泰澄が717年に植えたとされる栢野大杉は国道のすぐそばにあるので立ち寄ってもよいでしょう。神社前の手洗の上側の水は飲用できるので給水ポイントでもあります。

山中から鳥越までの県道を使った国道迂回路はやや複雑なので地図を見ながら慎重に進みます。県道39号/11号/163号/161号/165号/国道360号の順に乗り継ぎます。途中には同じく加賀温泉郷である粟津温泉や山代温泉の温泉街を通ります。

最後の国道360号線の中ノ峠は上り200m程度。長距離のライディングの終盤の足には応えますがもう一息です。峠のトンネルを抜けて下ると最初の道の駅にたどり着きます。

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