石川県を代表するパラダイス系珍温泉 ピュア湧泉寺(石川県小松市遊泉寺)
営業時間 | 9:45〜22:15(閉館22:30) |
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料金 | 大人440円、小学生130円、幼児(0歳〜)50円 |
泉質 | 芒硝泉 |
源泉掛け流し | 一部掛け流しまたは掛け流し・循環式併用 |
住所 | 〒923-0071石川県小松市中海町12−380761-47-4100 |
国道360号線は石川県小松市から白山市鳥越までを結ぶ山手の国道です。ロードバイク好きであれば中ノ峠、山登り好きであれば岩倉山などもあり、地元のドライブコースとしてもよく利用されます。
そんな360号線を走っていると気になる建物が目に入ります。
アジア系寺院を思わせるドーム型の屋根にL字型の建物。パットゴルフやカラオケと娯楽施設っぽいのですが、なんだかつかみ所の無い表示。そう、ここが石川県を代表する珍温泉、ピュア湧泉寺です。
家族風呂入り口と一般入浴入り口は別になっています。これが今では数が少なくなった石川県スタイル。
一般玄関をくぐるといきなり目の前にはUFOキャッチャー(系のマシン)がありびっくりします。
入浴料金は大人440円サウナは別料金となります。玄関の下駄箱は鍵つきなのですが鍵が外されておりますので適当に靴を入れておきます。
券売機の左横には「足湯」の看板がかかったアルミのドアがありますが、受付のおねーさんが見ていてちょっと入りにくい雰囲気なので後にしましょう。
入浴券を買って渡して中に入ります。ロビーは広く、明るい雰囲気。脱衣所の入り口には長嶋一茂元選手のセクシーな入浴写真も飾られています。
脱衣所は天井も高く開放的。ロッカーはコイン(返還)式と無料式が設置されていますので100円玉を忘れても大丈夫?です。
内湯は広めのバイブラ系と高温湯。洗い桶はもちろんケロリンです。内湯の手前側には今では珍しい電気風呂が。これは電極が浴槽に埋められており、体を軽く感電させ、神経を刺激するというもの。低周波治療器の入浴版といったところです。かなり痺れるので健康にいいのかどうかよくわかりませんが、珍しいので是非体験しておきましょう。
奥の有料サウナの横には謎の部屋が。1畳ほどのタイル張りで半分閉じられています。もともと何か施設があったのでしょうか。温度も高くなく囲まれていて落ち着く、湯ざまし丁度よいオススメの空間です。
露天風呂の入り口には滑り台もあり、お子様大喜びです。ピュア湧泉寺のアイデンティティとも言えるでしょう。ウォータースライダーばりに水流もありなかなか本格的です。大人の方は人がいないときにこっそり楽しんでください。
滑り台の横には立派な岩風呂。屋根もあり、ややぬるめの設定で手入れのされた芝生の庭園を眺めながらのんびり入浴できそうです。
多分初めてピュア湧泉寺に来る人はこれがすべてだと思うでしょう。奥の壁をよく見てください。
壁には出入り口のような穴が空いており、奥に何か見えます。勇気をだして全裸で外に出てみると・・・
なんとそこには更なる露天風呂が3つも広がります。この驚き感がピュア湧泉寺です。
プールと見間違えるような巨大な歩行浴はお子様達の遊び場です。横の広めのスペースには広めの寝られるベンチも用意されており、天気のいい日に全裸で日光浴するのがピュア湧泉寺スタイルです。
左手奥の赤い岩で統一された岩風呂の温度設定は他の露天と比べてややアツめで寒い季節は心地よいことでしょう。
入浴後は例の受付の前の扉を勇気を出して開けて足湯を楽しみましょう。実はここ、入浴者は無料で利用できるのです。(足湯だけ利用の場合は100円です)
付き添いの人を待つ時など、湯冷めを防ぐのにちょうどよい場所です。
440円で盛りだくさんの石川県小松市の珍温泉、ピュア湧泉寺。これからも末永く営業して頂きたいものです。
(入浴料金等は2014年現在のものです)
項目 | 三段階 |
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浴槽数 | ☆☆☆ |
温度設定 | ☆☆☆ |
珍度 | ☆☆☆ |
スライダー | ☆☆☆ |
景観 | ☆☆☆ |
価格満足度 | ☆☆☆ |