広い所で作りましょう カボチャの家庭菜園

Wikipediaより

ポイント

作り方

植え付け準備

植え付け20日ほど前に石灰100g9/平方メートルをまき耕します。10日ほど前にサンフルーツ化成98g号(または〔N・P・K=8・8・8〕の化成肥料)50g/平方メートルを施し耕しておきます。ウリ科の中では連作に強いほうですが、やはり連作は避けるほうがよいでしょう。

苗選び(4/30~5/5)

葉数3枚程度で、全体的に若々しく無病のもの。茎が太く、節問が短いガッチリしたもので下葉より上葉が大きいものを選びます。本葉5枚以上の場合は摘心してから植えます。

植え付け5日ほどど前に高さ20cm、幅 180cm程のまんじゅう型の畝を作ります。

畝作りの後、マルチング(農業用資材として市販)をすると栽培しやすくなります。植え付け準備は一度に行うとあとあと結果がよくありません。

植え付け(5/5~10)

地温が10度を超えないと発根しないので地温を確認し植え急がないようにします。株間は90cm程度で深植え禁止です。ダイシストン粒剤1~2gを周りにまいておくと害虫の被害が少なくなります。

防風対策、保温対策としてポリエチレンを使ったテントをつくります。まず園芸用トンネル骨材で十字に骨組みを作ります。

保温(5/10~20)

骨組みの上にビニルかポリエチレンをかぶせて、テント完成。植え付け後7~10日は密閉します。高温対策としすそて北側の裾をあけるか、直径15cm程度の穴をあけます。日よけに頂点付近に新聞紙をかけておきます。外気温が15度を超えるようになってからテントをはずします。

整枝(6/1~10)

親つるの本葉8枚程度の時親づるを摘心し(成長点を摘む)、子づる4本をのばします。出てくる孫づるは1番果が着果するまで、早めに摘みます。

株元に近いところの余分な子つるははさみで切ります。

混みあわないように子づるは違う方向にはわせます。この後放任しておいてもよいですが茂りすぎ防止のため(子づるは)適当な所で摘心します(西洋カボチャの場合は必要ありません)。

人工交配(6/10~25)

雌花(右)が開花したら、早朝から午前9時頃までに雄花(左)を摘んで、雌しべに花粉を着けます(人工受粉、交配)。一番果の理想着果節位は6~9節です。

最初の実が握りこぶし大になった頃、化成肥料をつる先に、ひと子づる当たりひと握り程度散布し、中耕して敷きわらをします(7/5~20)。敷きわらするとつるがはいやすくなり、果実も汚れにくく、病害虫や雑草の防除となります。収穫10~14日前に果実の向き を変える(玉直し)と果形と果色が均一に美しく仕上がります。

収穫(7/15~8/30)

一番果の収穫は開花後30~35日。果実の付け根に5~6本の亀裂を生じコ ルク化すると完熟のしるしです。また皮に艶が出て黒ずんできます。二番果は果皮がかたくなり艶がさめてきた頃が採り頃です。日本種は白い粉をふいてきますので、それを目安に収穫します。

病害虫対策と注意点

自然の豊かなところでは、昆虫による自然受粉が基本ですが、雨が続いたり温度が低かったりすると、受粉しないで花が落ち結実しません。また一番果は人工受粉で必ず着果させるようにします。これはひとつ落ちるとその習性が後まで続く傾向があるためです。ただし、一番果の質そのものはあまり良くありません。

肥料が多すぎると着果が悪くなります。専門的には栄養生長が盛んで、生殖生長が不充分な「ツルボケ」といいます。これはたとえて言うと外見だけが大きくなって中身の充実がなされていない状態で、養分が多いため株が「安心」してしまい、子孫を残さなくてはという危機感が無くなることによるものです。基肥は少なめにし、着果をたしかめてから追肥を上手に使うことが大切です。

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