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ベランダで育つニンジン ピッコロニンジン
ポイント
- 種まき後の覆土は薄く行い、かん水をまめに
- 20℃程のやや低温を好む
- 排水の良い肥沃な土で弱酸性(pH5.5~6.0)を好む
- 裂根がでやすい
種まき準備(4/1~10、6/20~6/30)
プランターに適するミニニンジン、ピッコロニンジンなど短根ニンジンを選びます。種まきの7~10日前に用土を調合したっぷりかん水のうえマルチをして湿り気を保っておきます。
種まき(4/15~25、7/5~25)
プランターの中央に1条まきします。覆土は0.5cm程かけ、鎮圧後たっぷりかん水します。春は新聞紙、透明ポリでおおい、保湿* 保温を図ります。夏の場合はきりわらかもみがらを使うと発芽がそろい初期生育が良好です。代用品として古タオルでも効果があります。いずれにしても乾燥させないようにします。発芽時は徒長させないように早めに被覆物を取り除きます。本葉6枚頃までは乾燥すると根の異常の原因となるので乾燥させないようかん水します。
間引き、追肥、土寄せ(5/15~6/15、8/25~9/30)
間引きは土がある程度湿ったときに行います。乾燥時は残す株を傷めるので注意。第1回は本葉2枚時、播種後25日頃。特に密な部分を粗く間引き、日の本2号等の化成肥料を少し施し除草中耕のうえ、土寄せします。
第 2回の間引きは本葉5~6枚時頃に、生育のそろったものを9cm間隔に1本残します。日の本2号などの化成肥料を少し施しますが、草勢を見て加減します。遅い追肥や肥料過多は側根が太くなる原因となるので注意を。あわせて除草、中耕、土寄せをします。土寄せをしないと根の肩部が緑化してしまい品質が悪くなります。
収穫(6/20~7/15、10/20~11/20)
短根ニンジンは種まき60~90日後を目安として収穫します。遅れると裂根が多くなります。すぐ使わない時は一度抜いて土つきのまま埋めておくと貯蔵がききます。
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