ほくほく食べる楽しみ ジャガイモの家庭菜園

Wikipediaより

ポイント

作り方

種芋、植え付け準備(3/20~4/10)

種芋は毎年無病なものに更新します。「男爵」「メイクイン」等が作りやすいでしょう。手に入れたら明るく暖かい場所で25~30日程置き、芽を出させます。

植え付け20日ほど前にエコ堆肥2kg、苦土石灰80g/平方メートルをまき深く耕しておきます。7~10日前に1平方メートル当たり固形30号140g、溶憐60g(または〔8・8・8〕の化成肥料170g、溶燐60g)を施し耕します。

植え付け前日、種芋を切断し日陰で乾かします。目安は100g以上のものは4つ切り、609程は2つに縦切りし、これより小さいものは切りません。切り口を下にしたとき、各ピースとも頂部付近に良い芽がくるように切ります。またこの日、畑をできるだけ細かく耕しておきます,

植え付け(4/10~20)

間隔25~30cm、深さ5~10cm、条間80~90cmで切り口を下にして植えます。覆土を5~6cmかけ、軽く足で鎮圧(上から土を押さえる)します。砂地の場合は深く、湿りがちの場合は浅くします。植え付け後ダイアジノン粒剤を1~2g周りにやっておくとケラ等の害虫に効果があります。

中耕、芽かき(5/1~10)

4月25日すぎに発芽してきます。寒さに弱いので中耕し土をかけて芽を保護します。茎の数が多くなるとイモが小さくなるので、草丈7cm程までに芽をかき、1株1~2本仕立てにします。

芽かきの方法は株元を押さえて、芽を手前に引いて取ります。

追肥、土寄せ(5/1~30)

第1回は芽かきが終わった頃、1平方メートル当たり燐硝安加里604号10g、硫酸加里5g(または〔N・P・K=115・15・15〕の化成肥料5g、油粕16g、硫酸加里69を株間に施し中耕のうえ2~3cm土寄せします。第2回はつぼみが付き始めた頃、1回目と同じものを施し4cm程株もとに土寄せし緑化、腐敗を防ぎます。

写真は土寄せがほぼ完了した畝です。ジャガイモは種芋より上に新しい芋がつくので、土を高く盛り上げていく必要があります。

花はハサミで切りとってしまうほうが良いでしょう。理由はイモに行くべき栄養が花のほうに行ってしまうのを防ぐことと、花が終わるとそこから病気を誘発しやすいためです。

梅雨どきは病気が発生しやすいので、出ないうちに10日おきくらいに薬剤を散布します。もっとも怖いのは疫病で長雨が続くと大発生して株は溶けたようになって腐ります。予防にマンネブダイセンやダコニールを散布します。

収穫(7/1~25)

茎葉が枯れ始める頃から収穫できます。それより早ければ収量が落ち、遅くなると品質が落ちます。

試し採りを行い、収穫7日前に茎葉の全面刈り取りをします。このことで皮むけや損傷を防ぎます。掘り採りは晴天が3日程続いて土が乾燥してから行います。掘ったイモは風通しの良い日陰で干し、直射日光にあてないようにし、乾いたものから貯蔵します。

病害虫対策と注意点

害虫ではテントウムシダマシが食害を起こします。被害が出たらディプテレックス粉剤で防除します。 ジャガイモは種芋選びがポイントです。自分の畑で前年に収穫した芋を使うと葉が縮れて巻いたりするモザイク病(ウイルス病)が発生しやすいので、北海道産の無病の種芋を種苗店で購入しましょう。

ジャガイモ(プランター)

種芋、植え付け準備(3/20~4/10)

種芋は無病なものを購入します。「男爵」「メイクイン」等が作りやすいでしょう。植え付け7~10日前に用土を調合したっぷりかん水のうえ、マルチ等で湿り気を保持しておきます。植え付け前日に種芋を頂部の良い芽が均等につくように切断し日陰で乾かします。目安は100g以上のものは4つ切り、60g程は2つに縦切りし、これより小さいものは切りません。

植え付け(4/10~20)

大きいプランターの中央に間隔20cm、深さ6cm程で3つ、切り口を下にして植えます。覆土を5cm程かけ、軽く鎮圧します。植え付け後ダイアジノン粒剤を1~2gやっておくとケラ等の害虫に効果があります。

中耕、芽かき(5/1~5/10)

4月25日すぎに発芽してきます。寒さに弱いので中耕し土をかけて芽を保護します。茎の数が多くなるとイモが小さくなるので草丈7cm程までに芽をかき1株1本仕立てにします。方法は株元を押さえて、芽を手前に引いて取ります。

追肥、土寄せ(5/1~30)

第1回は芽かきが終わった頃、燐硝安加里604号3g、硫酸加里1g(または〔15・15・15〕の化成肥料2g、尿素0.5g、硫酸加里1g)を施し中耕のうえ2~3cm土寄せします。第2回はつぼみが付きはじめた頃、1回目と同じものを施し4cm程株もとに土寄せしイモの緑化、腐敗を防ぎます。

収穫(6/25~7/15)

茎葉が枯れ始める頃から収穫できますが、完全に枯れてから収穫するのがよいでしょう。

掘ったイモはすぐ食べるのが一番おいしいです。残れば風通しの良い日陰で干し、直射日光にあてないようにします。乾いたものから貯蔵します。

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