光よ宇宙まで届け!銀河鉄道の街に輝く、北陸最大級のイルミネーション「ミライエ」(福井県敦賀市金ヶ崎町)

汽車の形をしたイルミネーション

ここは鉄道と港の街、福井県敦賀市。 そんな街で毎年この時期になると、敦賀港を臨む金ヶ崎緑地で開催される光の祭典「ミライエ」。「鉄道と港のまち敦賀」をテーマにしたまちづくりを元に開催され、2017年で4回目を迎えます。

北陸新幹線開発事業の一環として始まった、市民参加型のイルミネーションイベント「ミライエ」。 この「ミライエ」の名前には、不透明な原子力政策により疲弊した本市の経済状況の中、「未来を明るく照らす希望の光」を放ち、「未来へ」向けて長く続く事業であってほしいという願いが込められています。

銀河鉄道999のイラストを描いたバス停 銀河鉄道999のメーテルの銅像

敦賀市と言えば「JR敦賀駅」から、日本三大木造鳥居で有名な「気比神宮」まで、敦賀市内を走る国道8号線を中心に、「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」など、松本零士の作品の銅像がずらりと並んでいるのが特徴で、そもそも「鉄道の街」と呼ばれるようになったのは、明治時代に日本海側で最初の蒸気機関車が走ったのが始まりでした。

その昔、東京都の新橋駅と福井県の金ヶ崎駅(現 敦賀港駅)を結ぶ「欧亜国際連絡列車」が走っていました。 日本は島国なので「国際列車」とはいえ、海を越えるわけではありませんが、ここ敦賀市よりロシアのウラジオストックを結ぶ直通の定期船が出ていて、そこからシベリア鉄道に乗って、ヨーロッパ諸国まで行けました。 まだ旅客機がそこまで普及していない当時は、ヨーロッパ諸国でも東京行きの船舶・列車共通の切符が買え、海路で行くと約40日かかった東京~パリ間も、これにより17日間で行けるという、非常に画期的なものだったのです。

汽車のアップ写真 汽車からレールへ続く写真

そんな歴史ある敦賀市ですが、戦争や時代の流れにつれ、現在ではその列車も廃止され、駅もオフレールステーション化。特に冬の時期は客足も激減することから、冬期の集客を狙って2014年から、当時駅のあった金ヶ崎で開催されたのが、この敦賀港イルミネーション「ミライエ」なのです。

点在するオブジェ

年々、使用しているLEDの数が増え、2017年現在で45万個使用。レール上には所々オブジェが配置してあり、このオブジェは、人が中に入って写真が撮れるというのも魅力です。

オブジェ内での撮影

また敦賀市は港町でもあり、海をイメージした青色のトンネルがあります。このトンネルは長さだけでなく高さもあり、大人でも歩いて通れるだけの高さがあります。

海をイメージした光のトンネル

シンボルの時計台から植木まで、金ヶ崎緑地内のあらゆる場所がライトアップ。

時計台 植木のイルミネーション

恐らくイルミネーションを見るのは、誰もが晴れた日の方がいいと考えるでしょう。 しかし木の板張りでできた海沿いの道(ボードウォーク)では、雨が降った時の方が綺麗な場合もあるんです。

海沿いのイルミネーション① 海沿いのイルミネーション②

写真は雨の日の様子。ボードウォークは水はけが悪いので、そこに溜まった雨水にイルミネーションの光が反射して、晴れた日と比べると幻想的に見えるのです。

敦賀赤レンガ(日中)

また「ミライエ」のイベントと同時に、金ヶ崎緑地の向かいにある「敦賀赤レンガ」(パンフレットによっては「赤レンガ倉庫」と表記されているものもある)でも、普段は見られないイルミネーションを見ることができます。

敦賀赤レンガのイルミネーション① 敦賀赤レンガのイルミネーション②

「ミライエ」の開催期間は、11月3日~12月25日、18:00~21:00(土・日・祝は、22:00)までライトアップが見られます。 期間中はフォトコンテストも開催しており、お一人様1点という条件で応募することができます。 詳しい内容は公式ホームページに掲載されておりますので、そちらでご確認ください。

なおこのイベントは、地元企業のスポンサーや、皆さんの協賛金で運営しています。 協賛金の額によってイベントの開催や、イルミネーションの数が大きく変わります。もし見に行く機会がありましたら、ぜひ募金しましょう!

参考リンク

敦賀港イルミネーション『ミライエ』公式ホームページ

敦賀港駅 - Wikipedia

福井県JR敦賀駅前から広がる、『銀河鉄道999』『宇宙戦艦ヤマト』の世界 - マイナビニュース

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