金沢市内を見下ろす鶴舞山 永安寺と愛染火祭(石川県金沢市永安町)

石川県金沢市の山手、永安町にある鶴舞山には永安寺というお寺があります。

山といっても駐車場からの標高は数十メートル程度。山頂には愛染明王像が鎮座しています。

愛染明王は密教宇宙観における胎蔵界最高の明王、不動明王に対して金剛界の最高の明王とされており、恋愛・縁結び・家庭円満を司るとされています。

3つの目は現在過去未来を見渡し、6つの手で六道輪廻の衆生を獅子の冠と怒りの形相により諸々の怨敵を降伏し救済します。

永安寺の愛染明王像の大きさはなんと日本最大。その造形は他の愛染明王像と比べても怒髪天忿怒相ではありながら、どこか愛らしさが感じられる特徴的なものです。

山頂には延命長寿ボケ封じの利益のある北陸白寿観音像も祀られており、展望台からは金沢市内の景色が見渡せます。

ほかにも極楽浄土の世界を表した石庭である枯山水や、弁天堂、地蔵堂、観音像群、地蔵堂、聖天堂奥院が山の各所に点在しています。

参道は頂上を経由して周回出来る様になっており、樹々や生き物の四季を感じながら静かな信仰の山を歩く事ができます。

愛染火祭の様子

永安寺では毎年6月の最初の日曜に愛染火祭が行われます。修験者に囲まれた愛染大明王像の前で火が焚かれ鶴舞山の樹々が煙で包まれる荘厳な様を見る事が出来ます。

護摩木には願い事を書きます。火祭の終盤には行者よって思いが込められた護摩が集められ、明王前の炎にに護摩が投げ入れられます。

祭りが終わった後にはお供え物が参拝者に振る舞われます。

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