[西国三十三所巡り 第十四番]これぞ風水の魔力?幾度も再生して現在に至る、通称「不死鳥の寺」『三井寺』(滋賀県大津市園城寺町)

西国三十三所巡りの看板

滋賀県大津市にある天台寺門宗の総本山「三井寺(みいでら)」 正式には「長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)」といい、成功と再生のパワースポットで有名です。

大門(仁王門)

この場所は、巒頭風水(らんとうふうすい)[=地理風水] でいう、 「衆龍相會形(しゅうりゅうそうかけい)」という地形に該当し、2匹の龍が作り出す地形は、まさにパワースポットにふさわしい場所です。

この三井寺は歴史が古く、672年に弘文天皇の皇子「大友与多王(おおとものよたのおおきみ)」が、壬申の乱で天武天皇に敗れた父親の霊を供養するために建立しました。 859年に初代の長吏(ちょうり[=寺の首長である僧])に円珍(えんちん)が就いてからは、三井寺は大きく発展しました。 しかし円珍が亡くなった後、比叡山で「円珍の門派」と「円仁(えんにん)の門派」の対立が始まります。

933年に激しい騒動が起こり、その際に比叡山を下りた円珍派が三井寺に移ったことにより、 延暦寺は「山門」、三井寺は「寺門」と呼ぶようになり、以後両者の対立は「山門寺門の抗争」と呼ばれるようになりました。

これ以後三井寺は、何度も焼き討ちに遭い、寺が焼失する事態が度々起きますが、 その都度、朝廷や貴族、源氏などの武家、幕府の保護などにより、三井寺は何度も再生され現在もお寺として残っています。

1946年以降になって、ようやくこの抗争は収束を見せていますが、この「衆龍相會形」の意味する「百子千孫に及ぶ知名度を得る」という意味の通り、 幾度となく戦争が起きても、このお寺が生き延びているのは、まさしく風水の恩恵であり、 名声を得たい人や、夢を実現させたい人などにとって、うってつけのパワースポットと言えるでしょう。

金堂

「金堂」と呼ばれている場所。この場所は三井寺の中でも、非常にパワーの強い場所です。 風水では、建物の前のオープンスペース(気の集まる場所)のことを「明堂(めいどう)」と言いますが、 この明堂は金運と大きく関わりがあり、明堂が広いと多くの気が集まり、その分金運効果も高いとされています。

百体観音堂

「百体観音堂」と呼ばれている場所で、関東地方全域にある「坂東三十三ヶ所観世音」、埼玉県秩父地方にある「秩父三十四ヶ所観世音」、関西地方と東海地方の一部にまたがる「西国三十三ヶ所観世音」の計百体の観音様が展示されているお堂。

その他にも三井寺には、近江八景に認定されている「三井の晩鐘」があったり、「びわ湖百八霊場」に指定されていたり、色々なものが存在します。

ライター

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