二上山の上になぜかの巨大合掌造り カントリーレストハウス二上

富山県高岡市の二上山はその名の通り東の二上山と西の城山の二つの山からなる特徴的な山です。2柱の神に見立て「二神山」と呼んだのが語源といわれており、その山頂を巡る二上山万葉ラインは地元では有名なドライブコースです。コースからは富山湾や能登半島を初め、最近では新しく出来た新湊大橋など抜群の展望を楽しめます。また自由につける巨大な鐘も有名です。

二上山 平和の鐘

そんな万葉ラインを走っていると巨大な合掌造りの建物が目に入ります。こんな山の上に立っているちょっと気になるお店がこのカントリーレストハウス二上です。

カントリーレストハウス二上

駐車場に車をとめ、階段を登るとカントリーレストハウスの玄関があります。築100年以上は経っていそうな渋い玄関です。やや重い引き戸をおそるおそる開けると、そこは巨大な土間。中央には囲炉裏の駒、照明は昔ながらのランプ型。頭上には巨大な駕籠(かご)がぶら下がっています。一瞬、一般の民家に入ってしまったのではないかと錯覚しますが、奥から「いらっしゃいませ」の声がかかりちょっと安心します。

入り口の土間

そういえば右手は小上がりになっており、テーブル席が並んでいます。その先には富山湾と立山連峰の絶景が広がっており素晴らしいロケーションです。

富山湾と立山連峰が一望出来るテーブル席。新湊大橋も。

若い爽やかな感じのマスターに案内されて靴を脱ぎ奥へ。こちらの部屋はカウンターになっており、ゆっくりくつろげそうな感じです。古い造りですがテーブルは巨大な一枚板が使われていたりとこだわりが感じられます。もちろんこちらの部屋からの展望も抜群です。

お話を聞くと、冬場はカフェしかやっていないそうですが、春先からはつけ麺や和食も出しており、特につけ麺の方はネットでもかなりの人気だそうです。

カフェメニュー

カフェメニューの裏には「目に言う」と書かれておりユニークさが感じられます。

目に言う

コーヒーは目の前で作ってもらえ、説明もしてもらえてなかなか面白いです。サービスでお茶やお茶うけもついてきますのでなかなかコスパは高めかもしれません。

この店舗、なんでも先代が50年前に刀利ダム建築で廃村になった村から移設してきたそうで、その築年数は200年(!)を超えるのだそうです。当時はだれもこの巨大な合掌造りの構造を把握できる技術者はおらず、氷見の方に唯一いた大工の手によって移設が成功したとのこと。それから50年経っても形を残していることもそうですが、当時に刀利の山奥の豪邸をこの二上山の上に移設しようと思った豪快さに感心します。

そんな桁違いの歴史の建物の落ち着いた空間の中、富山湾と立山の絶景を眺めながら飲むコーヒーは非常に格別です。

フレンチトースト550円。暖かいプレート

このカントリーレストハウス、冬期に閉鎖するはずの万葉ラインでしかアクセスできないにも関わらず、なぜか冬でも営業していることがあります。閉鎖といってもゲートが閉まっているわけではなく、二上山も低い山なので天気のいい日には意外とここまでたどり着けたりします。営業している時は赤いのぼりがでているので目印にするとよいでしょう。

平和の鐘より

ちなみに同じ二上山の麓に変わったいか焼き屋さんがあります。倉庫を改造した様な造りでこちらも話題性抜群です。ついでによって見るのもよいでしょう。

同じく二上山麓のいか焼き180円より

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