能登お産の井戸の水のありかと男女逆な機具(はたご)岩の絶景(石川県羽咋郡志賀町)
能登の西側、外浦に位置する能登金剛は奇石が並ぶ石川県でも代表的なドライブルートです。その中でも特にパワースポット的な色合いが強いのが生神(いきがみ)にあるお産の井戸と機具(はたご)岩です。
アクセスは国道249号線を金沢方向から走り能登金剛、生神トンネルの手前を左に入ります。
しばらく進むと分岐があり案内標識もあります。左がお産の井戸です。
お産の井戸
お産の井戸の案内は見落としやすいので注意してください。案内板が見えたら行き過ぎなのですが、駐車場がないので案内板の前の広い場所に駐車するとよいでしょう。
石の案内板の少し手前に別の案内があります。コンクリートの階段を慎重に降りていきます。程なくして小さな社が目に入ります。そのまま進むと鳥居がありその先は民家です。お産の井戸はどこにあるのでしょう。
答えはここです。
社の下の引き戸を開けるとそこに小さな井戸が姿を現します。
ふたの上には柄杓があり綺麗に整備されています。この土地では妊婦はこの清水を朝夕すこしずつすくい飲み、また、産石(井戸近くにある小石)をこの水に浸し、腹帯に入れておくと必ず安産できると言い伝えられているそうです。
機具(はたご)岩
もう一つのパワースポット、機具(はたご)岩へは少し引き返します。お地蔵様の分岐をまっすぐ進むと左手に巨大な2つの岩が姿を現します。
古歌に「織姫のたてしや磯の機具岩 綾織りかくる波のかずかず」とあり、太古能登部に鎮座する能登比咩神社の祭神が賊徒におそわれし時、取って機具を投げられた。それが飛んでこの地に至り、化して機具岩となった。この岩の祭神は淳名木入比咩命である。とあります。
伊勢の二見岩に因んで能登二見とも呼ばれるこの双岩。展望用のベンチがあり、横の階段から降りると間近まで接近することができます。
よくある様に大きい方が男岩かと思いがちですが、本当は左の大きい方が女岩、右の小さいほうが男岩とされています。互いの岩は太い注連縄で繋がれています。
夕日が沈む能登二見で陰陽石が相対する真の夫婦岩。縁結びや夫婦円満と謂れがあります。
名称 | 機具岩(ハタゴイワ) |
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営業期間 | 開催2019年7月15日〜2019年9月30日19:00〜22:00夏冬 |
駐車場 | 10台(無料) |
料金 | 無料 |
住所 | 〒925-0443石川県羽咋郡志賀町富来七海 |
TEL | 0767-32-1111(志賀町商工観光課) |
公式HP | http://satohama-tokei.jp/spot/41/ |