ほぼ登りなしで稜線歩きだけを楽しめる山 順尾山(石川県金沢市)

犀川ダムのすぐ横に位置する順尾山は標高883m。その登山口は標高780m。なんと標高差は累積でも+120m程度。距離は2km程度で登山道の景観もよくまさに山歩きの名にふさわしいルートです。

登山口までは湯涌から刀利ダムへ抜ける県道10号線の途中から林道順尾山線を使ってアクセスします。この林道順尾山線、舗装もきちんとされており眼下には刀利ダムと砺波平野を見渡せる穴場ドライブルートです。道幅は広くないので景色に見とれすぎない様に注意が必要です。

林道順尾山線から刀利ダム方向

7kmほどで登山口に到着します。駐車場は広いので人気のある山でも問題ないでしょう。入り口近くには案内板もあります。

案内板

歩き出しますが、道はほぼ水平です。右手には植林された杉林が、左手にはブナ林が広がります。稜線なのでその先には付近の山々がずっと見渡せます。金沢市方向には高尾山吉次が、富山方向には三方山猿ケ山が肩を連ねます。

杉林は歩くに連れて徐々に少なくなり気がつくと辺りはブナに囲まれます。足下は平坦な道が続きます。

ブナ林

最初の分岐は上順尾山バイパスと本線の標識です。まっすぐ行くと(バイパスの方)上順尾山の三角点があります。三角点付近は景観もよくなく薮っぽいので無理して行く必要はありませんが興味があれば行ってもいいでしょう。本線側はよく整備されています。この分岐、立て札に手紙がついており複雑な経緯を想像させられます。

上順尾山分岐案内 本線派と三角点派

どちらにしても本線に戻り、順尾山への道は続きます。この辺りから左手に大門山がちらちらと見えてきます。この角度からの加賀富士はとても美しい形をしています。写真はこの先の順尾山山頂奥で撮る所がありますので後でもいいでしょう。

最後に急激な登りがあります。登りといってもわずかなので安心してください。このコース唯一の登りかもしれません。この先に富山県と石川県の県境があります。その先が順尾山山頂です。

山頂といっても景観はありません。せっかくなのでその先まで足を伸ばしましょう。この先に全周3.8mのブナの大木があります。またそこへいたる下り地点からは大門山や奈良岳方向が綺麗に見渡せる箇所がありその形を楽しむことが出来ます。

順尾山より加賀富士大門山

ブナはコース右手にあります。見落とさない様にしてください。ここがこのコースのゴールとなります。体力と時間に3時間以上余裕があればこの先の大倉山まで行ってもいいでしょう。そちらには展望台もあります。

全周3.8mのブナの巨木

帰りは金沢方向であれば湯涌温泉を通りますので登山後の温泉を楽しむことも出来ます。

項目 三段階
必要体力
必要技能
景観 ☆☆
労力満足度 ☆☆☆

参考リンク

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