AONIJIEのトレイルラン用ベストをレビュー ハイドレーションチューブは切るの?
AONIJIEはオウニーツィエと読みます。中国のブランドでアマゾンで検索すると様々なプロダクトを扱っている様です。
値段は国産の半額以下にもかかわらず他のメーカーと違って縫製も良さそうなので買ってみましたのでレビューします。
選んだモデル
選んだのはトレランにも軽登山にもウォーキングにも使えそうな汎用性の高い6Lモデルです。
1日で届いて開封
中国製と言っても日本発送なので1日で届きました。ぱっと見た感じは全然安っぽくなく、デザイン的にも好みにぴったりでした。
なんというかAONIJIEのロゴのフォントが垢抜けてる感じです。
日本や欧米メーカーものの様に、部品の紹介タグがついているのが信頼性ありそうに見えます。
たしかにフックの部分はすぐに折れたりしたら大変なのでしっかりとしたものが使われてるのはよいですね。
フロントフック
このフロントフック、なんと無段階調整可能な作りになっています。両サイドにチューブが通っていてそこをスライドさせる構造。
この値段なのに凝っています。
収納
さて、収納はどうでしょう。
筆者の場合はフロントにはログ用のスマホと、記録用のコンデジを入れます。飲み物は後ろですね。
試しに大きめのアイフォーン7Plusを入れてみましたがちょうどよいくらい。ゴムでテンションがかかるので出し入れが簡単です。
こちらはコンデジを入れてみました。すっぽりと十分な容量があります。こちらもゴムテンション方式なので出し入れが片手でできるのが嬉しいですね。
ファスナーはフロントに2箇所あります。厚みはないので、鍵や小銭、クレカなどをいれるのにちょうど良さそうです。
こちらのマジックテープ。金具を通せる穴があるのでカラビナをつけた小型の熊鈴を入れてみました。使うときだけ取り出して使わないときは入れておけばある程度消音になります。
ハイドレーションバッグ
専用のハイドレーションパックを装着を装着してみました。チューブは頂点部からでてフロントにまわします。
フックも付いているので取り回しはいい感じ。
ちょっとハイドレーションバックのハイドレーションチューブはちょっと長いので切断しました。グルッと回して反対の肩にかけることもできますが、脱ぐ時面倒だったので。
切ったら脱ぐのは楽になりましたが、飲んだ後にフックにつけるのがちょっと面倒に感じました。フックに付けたまま飲めばいいのですが、ちょっと体制が厳しいかも。
切らない場合は反対側の肩に通すだけなので片手でできます。脱ぐ手間を考えてハイドレーションチューブを切るか、飲んだ後片手で戻せる様に切らないか、ちょっと悩みどころです。
重心が落ちないようにハイドレーションパックを引っ掛ける部分もついています。
10kmほど走った感想
まず、フィッティングがよく考えられているなと思いました。
最初は着たばかりでちょっとゆるいのですが、横のひもを引っ張るだけで締め付け調整が簡単にできます。いちいち脱いで調整しなくていいので助かりました。
揺れは、重いコンデジやスマホをつけてもほとんどフィットさせておけばほとんど感じません。前はウエストポーチを使っていたのですが、走ったら電子機器が暴れて大変でした。
これは仕方ないなというところなのですが、ベストの宿命か、体にあたってる部分はちょっと暑いですね。通気性がよいので、スマホやカメラに湿気が付きそうな感じもします。スマホは防水仕様なので問題ないですが、カメラはカバーを付けるなど気をつけたほうがよいかもしれません。
休憩時にグローブを引っ掛けたりするカラビナフックがほしかったので、自分でキーリングを増設しました。登山専用バックパックは必ずついていますが、これはランニング用なのでさすがについていませんが、フックの折り返し部分に簡単に装着出来ました。
ハイドレーションチューブについて
ハイドレーションパックはまだ試していませんが、匂いが気になるとのレビューがありますので、次回使ってみて追記します。
ハイドレーションパック使ってみました。やや臭いとのアマゾン評価もありましたが、ちゃんと洗えばそれほど気にならなかったです。洗う時、ストローや口にもちゃんと洗剤を通すのがポイントですね。
ストローはロック式で口で半分噛みながら吸います。この噛む角度は最初調整必要なので、一番で安い角度に回して使ってください。角度が違うとほどんど出ません。
アマゾンのレビューにも質問として書かれていましたが、チューブをセンターのフックの位置で切るか切らないかはお好みですね。切ると脱ぐが楽になりますが、チューブを戻す時にフックにかける為に両手が必要になります。
微妙なのでとりあえず切らないで使ってみることをおすすめします。