湯涌温泉 高尾山 冬山トレッキング(9.6km+700m/石川県金沢市湯涌/中上級者向け)

高尾山は湯涌温泉にある763m程度の小高い山です。金沢市内からほど近い温泉街から車で登山口までアクセスでき標高差は+400mと程よく帰りに湯涌温泉に入って帰れるおすすめの山です。

名物の岩からまり木

そんな高尾山ですが実は冬期は冬山トレッキングにも適しています。というのも温泉街までは除雪されているのでそこに車を停めていけること、薮が比較的少なくマーキングもあり迷いにくいこと、登り返しが多くないのでエスケープも可能なことからです。ここではそんな冬の高尾山の一面を紹介します。

湯涌温泉街の分岐

湯涌温泉街の中程、竹下夢二館の付近に高尾山への分岐があります。この先は除雪されている場合とそうでない場合があります。もし除雪されていない場合はここに駐車場がありますのでそこからスタートします。この地点で標高は67m。頂上が763mなので約+700mです。夏山だとほどほどの標高差ですが冬山だとかなりの距離です。目安としては夏山の3倍くらい体力を使います。頂上までは中上級者向けなので自信が無い方は後述する鉄塔くらいまで行ければ十分です。

下の庭園

しばらく歩くと左手に庭園が見えてきます。こここそが花咲くいろはの喜翆荘のモデルであり1999年に廃業した白雲楼ホテル跡となります。そのまま車道を歩いてもいいのですが遠回りなのでショートカットしましょう。庭園に入って左手に沿う感じで進むと「散策路」の表示がありますのでそこを右に曲がります。

散策路へ

勾配は途端に急になり雪も深くなりますが、ならしにゆっくり登っていきましょう。

丁字路を左

程なくして丁字路に突き当たります。そこを左に道なりに進みます。するとゲートの裏側にでるので雪を利用して横からエスケープするともとの車道です。景色は途端に開け向かいのの山まで見渡せます。

ゲートの裏側

車道は左に進みましょう。冬期は除雪されていないのでかんじきスノーシューで快適に進めます。しばし景色を眺めながら峠道をすすむと分岐が見えるので高尾山方面に進みましょう。

登山口への最後の分岐

登山口へはもう一息です。気がつくと杉林にはいっており積雪が比較的少ないのに気づきます。傾斜は下方向へ。帰り道はやや登り返しになりそうです。なんとなく竹酢のよい香りがすることがあります。左手に炭焼き小屋があるのに気づきます。

よい香りがする炭焼き小屋

程なくして巨大な鉄塔が見えてきます。いよいよ登山口です。ここまでで全行程4.7km中2.7km。標高は337mでここまでで+273mでまだまだです。

高尾山登山口まで到着

ここからは登山道なので道は狭くなり傾斜も急になります。気を引き締めて進みましょう。

高尾山登山道

基本的に夏道を進みます。わかりやすい方なので余り迷うことは無いと思います。それでも木が倒れていたりと夏道を見失うことはあります。鉄則としては

  1. 赤いマークをさがす
  2. 無い場合は少し登って上から夏道を探す(絶対に降りない)
  3. それでも無い場合は諦めて引き返す

特に3が雪山では一番重要です

特徴のある木が絡まった岩を左手に進みます。しばらくするとまた鉄塔が見えてきます。ここは雪が多く登りにくいですが慎重に乗り切ると視界が開けます。

鉄塔

ここまでで3.4km+419m。区切りがいいところなので初中級者や時間が怪しいときはここでゴールとして引き返してもいいでしょう。

登山道は鉄塔に向かって右手から続きます。マーキングを確認しながら進みます。頻度が高くマークして頂けているので、あんまり長い間、標が見当たらなかったら怪しいと思って少し引き返してください。

マーキング

平坦な稜線が続いたと思えば急な登りがあったりと多様な道です。そうして高度をかせいで後ろを振り返るともう金沢市の町並みが見えてきます。先ほどの登山口の鉄塔が遥か下に見えます。

金沢市内が見えてくる

もう一息です。ここまでくると登山道は雪が深いので横の壁の上を歩いた方が楽かもしれません。最後の頂上への道はすこしわかりにくいですがマーキングをたよりに高度をあげていくと頂上付近まで登りつきます。

高尾山頂上付近

ここまでで獲得標高は+700m。お疲れさまでした。遥か下の湯涌温泉までは登り返しが少ないとはいえなかなか遠いですが気持ちのいい湯が待っています。

高尾山歩道案内 湯涌温泉案内図

項目 三段階
混雑度
難易度 ☆☆☆
景観 ☆☆
労力満足度
終ったあとの温泉 ☆☆☆

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