ダイソーのポールエンドキャップの孫の手が無いので代用品を紹介!
DDタープを張るときのキャンプポール先端のキャップの定番、ダイソーの肩たたき孫の手ボールが生産終了になったので代用品を自作しました。
目次
ポールエンドロックとは
DDタープのステルス張りやピラミッド張りをするときにはタープの面にポールの先端を当てる必要があります。ここを保護するのがポールエンドロックと呼ばれる部品です。
定番はロゴスのものですがなかなかの金額。
また、バイクや徒歩で使えるDDタープ張りの定番であるFieldoorのアルミテントポール230のポールの先端径は6mmなのに対してロゴスの穴は5mmなのでそもそも使えません。
ダイソーの孫の手ボールは生産終了
そこでネットで紹介されていたのが100均のダイソーに売られている肩たたきボール。これにはゴルフボールが取り付けられており、その径がぴったりであるということでよく使われていたのですが、残念ながら品切れ廃版で現在はどこにも売られていません。
また、ゴム製であるため、耐久性にも問題があり、使っているうちに貫通してしまいDDタープに穴が空く例も。
そこで代用のものがないか、100均で探してみました。
ポールエンドロックは木製が安心
さがしていたらちょうどよいものがありました。ダイソーのおもちゃコーナーにある、おままごと用の野菜です。ポイントはゴムではなく木で作られていること。ゴムやプラスチックだと先の様に使っているうちに貫通してタープに穴が空く危険性があります。この野菜はその点木でできているのでその心配がありません。
色々な野菜がうられていますが、ナスの下半分がちょうどよい大きさでした。無い場合はトマトでもよさそうです。
加工が面倒な場合は、けん玉
さて、ここからドリルで穴をあけるのですが、ドリルを持っていなかったり加工が面倒な場合は、ややかさばりますが、同じくダイソーに売られている「けん玉の玉」を使う手もあります。けん玉は数種類ありますので間違いなく木製を選ぶようにしましょう。野菜よりは大きく、ポールに対して穴が太いのでかさばって安定性には欠けますが役はこなせます。作り方はけん玉の玉の部分の糸を切るだけです。
ダイソーの野菜ポールエンドロックを自作する
さて、ここからはダイソーの木製野菜でポールエンドロックを作ります。ロゴスよりも耐久性がありピッタリなものができますよ。また上記のけん玉よりも携帯性がよく飛んでいく心配もありません。
タープポールの先端の直径を測る
まずは使いたいポールの直径を測ります。測らなくても大抵のポールは販売サイトにポールの直径が書いてあります。大抵は5mmなのですが、Fieldoorのアルミテントポールは6mmでしたので6mmにします。
穴あけ
中心に千枚通しで目印をつけます。無ければマジックやボールペンでも大丈夫です。
まずは2mmくらいのドリルの刃で下穴をあけます。ここで貫通しすぎないように木製野菜の半分くらいの長さに入る様にテープで目印をつけておきます。
細穴をあけます。テープ以上入れないように、なるべくまっすぐに穴をあけます。多少斜めになってもキャップとしては使えますので大丈夫です。
6mmの場合は2mm、4mm、6mmの順で穴をあけました。
完成
径が揃ったら試しにタープポールを挿入してみます。ピッタリです。抜けることもなくいい感じに仕上がりました。
100均タープポールキャップ(ポールエンドロック)のまとめ
ということでダイソーの孫の手が廃版で無いので代わりに100均の野菜の木製おもちゃをつかったポールエンドロックの作り方でした。
ちなみに今回使ったドリルはブラックデッカーの「ブラックアンドデッカー GoPak コードレス ドリルドライバー」です。バッテリーが共通化されホットボンドやタッカー、ジグソーと色々使えるので一つあると便利です。ドリルの刃はダイソーでセットが手に入ります。
100均ポールエンドロックの欠点
とりあえず木製で耐久性もあり穴の大きさもピッタリで満足していますが、あえて欠点をあげるとすれば、今回はアルミポールだからよいのですが、カーボンポールの場合は専用の樹脂製を使うことで落雷の危険性を防ぐ避雷針の役割になるので、そちらの方が安全性が高いかもしれません。
また先のロゴスは5mmですが、このコールマンのものは6mmなのでFieldoorの6mmポール場合はこちらを選ぶという手もあります。(逆にコールマンのポールエンドロックは5mmポールには緩いので、その場合はロゴスをお勧めします)
最後に
1000円近くするポールエンドロックが100均で作れ、しかも木製で樹脂製よりも耐久性もあるこのダイソー木製野菜ナスポールエンドロック。ドリルさえあれば5分くらいで作れますので是非チャレンジしてみてください。
徒歩バイクDDタープの定番、Fieldoorのアルミプッシュポールは2つ組なので、もう一個の余ったキュウリもケース保護のためにキャップにしてみました。この商品、軽くて調整式でとてもいいのですがケースがやや薄く心配なのでキャップをつけておけば安心です。また、設営時もキャップがあればロープが抜けにくく設営が楽なので余力があれば4本分作るのもいいですね。