【解決】Windows11のインストール(アップデート)が99%から進まない

Windows10から11へのアップデートが99%の状態で6時間。一向に進まないので困ったのとその解決法を紹介します。

Windows11の要件は満たしている

このときはチェックツールでWindows11の要件は満たしておりBIOSでTPMも有効になっていることを確認していたので全く問題がないはずでした。

なぜかWindowsUpdateに出てくるはずのWindows11のアップデートの案内が出なかったのが気になりましたが、マイクロソフトのHPからインストーラーをダウンロードすするとエラーもなく進みます。

タスクマネージャーがなんか変

念のためタスクマネージャーを見ながら進めました。

こういったインストールは大抵、ネットワークかストレージがボトルネックになって一瞬では終わらないものです。

Windows11のインストールも案の定、ストレージアクセスが100%になって時間がかかっていました。

ネットワークはそれほど帯域を使っていないので何かをコピーしているか検証しているように見えました。

80%くらいから遅くなる

30分で終わるようなことが書いてあったのでそのまま見ていたのですが順調に進んだ%がなぜか80%くらいから異常にゆっくりになります。

タスクマネージャーをみてもネットワーク・ストレージ・CPU共にさがっており、「いったい何をしているの?」という状態。

それでもしばらく待ったら1%だけすすむので気長に待ちました。

4時間後

しばらく席をはなれると進行状況は99%。

もう少しです。

6時間後

99%

まったく進んでいません!

一応Windows11のアップデートは中断できるのでさすがに途中でやめました。そもそも1%の時間が一定じゃないなんて不親切ですよね!

結局Windows11のインストールが99%で止まる原因は・・

結局原因はセキュアブートが無効であったこと

それならそれで、エラーだしてほしいですよね・・・。

という事でBIOSからセキュアブートを有効にすることで本件は解決しました。

セキュアブートってなに?

ちなみにセキュアブートというのは、「決まったベンダが作ったOSしか起動しないでね」とBIOSに指定する機能。

決まったベンダはリストが最初からBIOS内蔵されています。マイクロソフトもその一つということです。

確認方法は

msinfo32

とファイル名指定で実行をすればON/OFFがわかります。

前提条件としてUEFIブートもありますが、これは最近のPCではONになってると思います。これもここで確認できるのでもしなってなかったら検索してやり方をみてUEFIブートにしておきましょう。

まとめ

ということでWindows11のインストール(アップデート)が99%で止まる方は、msinfo32でセキュアブートを確認し、BIOSでセキュアブートをONにしてみましょう。

ちなみにASROCKのマザーではセキュアブートをONにするとエラーがでて、その下のセキュアブートモードを一旦CUSTOMにして出荷時の鍵を再書き込みを選べばセキュアブートもONにできるようになりました。どのマザーも仕様は似てるのでこれもご参考に。

また、BIOSもTPM対応とあっても別にWindows11対応という文言でアップデートがかかっていることがあるのでメーカーやマザボのサイトを確認することをおすすめします。(100%まで行って、リブートでエラーで元に戻るパターンはこれ)

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