伝説の耳かき あすなろゴールドのすごいところ7つ
あすなろGOLDという耳かきがあります。この耳かき、なんと昭和の時代から存在する耳かき界のシーラカンス。
それだけの長い間、ほぼ同じデザインと仕様で親しまれると言うことです。
目次
あすなろゴールドのパッケージ
商店街の古い雑貨屋に並んでそうな、このあすなろゴールド耳かき。今では通販でも手に入ります。価格はなんと200円強。昔からの据え置き価格なのでしょうか。
届いたパッケージは注文したばかりなのに、何十年も長期保存された様な風合いが漂います。
梵天巻き
あすなろゴールドは初めて見た人はまずこの反対側の先端部分に驚きます。尖った金属にヤスリの様な表面加工。そのまま耳の中に入れたらかなり痛そうです。
この先端恐怖症の人が震え上がる先端部分は、梵天巻き。市販の綿を巻きつけて綿棒の様に使うのです。
パッケージ背面には昭和なフォントでコピーが書かれています。
「🖤清潔で強い金色のマスコット!!梵天の部分が取替式で衛生的です。さらにアルコールを含ませればなお清潔です。しかも金属製ですから影響使用でき経済的です。」
「です」が4つもある味のある作文についたハートマークからは昭和の香りが漂います。
さてそれでは、この昭和のレガシー、あすなろGOLD耳かきのすごいところを紹介します。
1. 鋭いエッジの孫の手感
耳かき部をよく見てみると、金属が研磨されて削り出されているのがわかります。
プラスチックや竹ではまず加工不可能な鋭いエッジ。これがあすなろゴールドでしか味わえない至福の孫の手感の源となります。
湾曲したアール部分の角度がなんとも絶妙で軽い力で垢を掻き出します。
プラスチックの耳かきがあるなら、それぞれで軽く手肌を撫でてみるとその違いが理解できると思います。
ただ撫でるだけのプラスチックに対して、あすなろゴールドはコリコリと(痛くない程度の)引っかかりがあり同じ形とは思えない性能の違いが感じられます。
ちなみに昭和から同じに見えるこの形、少しづつ改良が加えられているそうです。
引用:"昔のものは横幅が4.5mmあるのですが、新しい方は3.7mmくらいしかありません。また、長手方向の幅も6mmあったものが5mmになってます。"
2.金属のダイレクト感
初めてあすなろゴールドを使う方は注意してください。一般の耳かきの様な感覚で使うとその強力な掻き取り力にびっくりすると思います。
その違いは「しなり」。プラや竹などの弾力がある素材の耳かきでは、本体に吸収されてしまう力が、この金属のあすなろゴールドではダイレクトに先端の耳かき部に伝わるのです。
非常に軽い力で得られる力強いドライブ感。それがあすなろGOLDなのです。
3.金属のひやっと感
熱伝導性が高い金属による耳の内側へのタッチはひんやりとしてとても気持ちがいいものです。
市販の虫刺されや炎症向けのかゆみ止め薬には冷感を出すメントールがほぼ必ず入っていることからわかる通り、この冷たい感じが耳の奥のかゆみに効果的なのは言うまでもありません。
4.アルコールで禁断のひんやり快楽感
ひやっと感はそれだけではありません。先ほどの耳かきの反対側の梵天巻きを覚えているでしょうか。
この尖った部分には脱脂綿を巻きつけて綿棒の様に使います。他の耳かきにはないこの機能。
綿はパッケージに1枚ついてくるのが、メーカーの自信の現れです。
そしてパッケージの裏に書いてあるアルコールを染み込ませるテク。
耳かきした後に、アルコールを含ませた綿棒で耳の穴を仕上げる。そのひんやり感を想像して見てください。
アルコールは注射の時の消毒で使われている様に、肌に触れたら揮発してとても冷たい感触が得られます。
また殺菌消毒する作用もあるので、とても清潔に耳かきを仕上げられます。
ちなみにアルコールと脱脂綿は薬局や通販で簡単に手に入ります。
5.丸洗いできる清潔感
至福のあすなろゴールドタイムにアルコールは欠かせません。最後にはあすなろGOLD耳かきを丸ごとアルコールで拭きあげてしまいましょう。
プラスチックや竹と違い、傷がつきにくい金属なのでさっと表面についた汚れや油脂をとることができます。
光を取り戻した金の光沢が所有感を高めます。(200円ですが)
6.金色に光って奥が見やすい
この金色に光る眩しい光沢、実は実用的な意味もあります。
LEDで光るプラスチックの耳かきが売られているのを見たことがあります。
人の耳を掃除する時は、視覚に頼るしかないので暗い耳の穴を照らす為、商品が便利です。
それでは我らがあすなろゴールドはどうでしょう?
そう、金色が反射して耳の中が見やすいのです!
意外な金色メッキのメリットです。
7.一生モノ?
竹は腐り、プラスチックは加水分解してしまう消耗品です。
半永久的に長持ちする金属製のあすなろGOLDはそういった意味で、まさに一生モノのアイテムと言えるでしょう。
棺桶にまで持っていきたい素晴らしい日本の匠の一品、あすなろゴールド耳かきでした。
参考リンク
- 【耳かき談義】「あすなろゴールド耳かき」をご存知ですか? - 人力検索はてな
- 伝説の耳かきの巻 ( その他美容と健康 ) - 一日一善 - Yahoo!ブログ
- 安くてごめんなさい!?アスナロの評判!あすなろゴールドのレビュー! - peyutebikamasoteda’s blog