Hohem iSteadyXの使い方

Hohem iSteadyX

三軸ジンバルHohem iSteadyXのモード切替やインセプションモード・キャリブレーションの使い方を解説します。

iSteadyXのモード切替

2つのボタンとLEDでモード切り替えと確認

モードはWorkingModeと呼ばれています。これは左の「シャッターボタン」を押しながら、右の「電源ボタン」をタンタンと連続して押すことで切り替えることができます。

それぞれのモードの状態は緑色の電源ボタンの点滅回数で確認できます。3回ごとに点滅しているならオールロックモード、といった具合です。

画面表示ではそれぞれ、「PTF」「PF」「AL」「POV」と表示されます。

iSteadyXのモード説明

それではiSteadyXのモードを説明します。

パン&チルトフォローモード(Pan & Tilt Follow Mode)

パン&チルトフォローモードはパンとチルトがゆっくり追従します

つまり傾きがロックされるということですね。特に何も考えなくても安定感のある映像が取れます。

デフォルトのモードです。PTFと表示されます。

パンフォローモード(Pan Follow)

パンフォローモードはパンだけがゆっくり追従します

つまり、傾きと上下がロックされるということですね。PTFモードとの違いは、このPFモードにして上を向いてみればすぐにわかります。

PTFの場合はゆっくり上に追従していたのが、PFモードではまっすぐ前を向き続けてくれます。

オールロックモード(All Lock Mode)

iSteadyX4つのモード

オールロックモードは全軸ロックされ、スマホはどんな時も前を向き続けます

正確には縦の動きだけがプラスマイナス30度の制限がかかります。走ってもとにかく前を見続けてくれるのでドローンのような映像が撮れます。 表記はALです。

POVオールフォローモード(POV All Follow Mode)

POVオールフォローモードはパン・チルト・ロールともにゆっくり追跡します。

ちょっとわかりにくいですが、PTFモードでロックされていた傾きのロックが外れると思ってください。

ぐるっとまわせば、自分でインセプション撮影できます。(専用のインセプションモードとは別です)

iSteadyXの静止画・動画切り替え

シャッターボタンをダブルタップすることで静止画・動画切り替えできます。1回だと撮影開始されます。

インセプションモード撮影のしかた

インセプションモード撮影のしかたは静止画や動画のスライドの中に「moment」というのがあります。そのモードにして撮影開始するだけです。

くるりと半円回ってうまく切り替えるだけなのですが、ちゃんと撮影された動画は回転されたように見えます。

iSteadyXのスマートフェーストラッキング(顔追跡)

iSteadyXのスマートフェーストラッキング、付属の三脚で立てて、アプリのトラッキングボタンを押し人の姿のアイコン有効にするだけで顔を追跡してくれます。

もう一つのアイコンはオブジェクトトラッキングです。こちらを押して、画面上で対象のオブジェクトをドラッグすることでそのオブジェクトを追跡してくれます。

紹介動画などで便利ですね。

iSteadyXのジェスチャーコントロール

iSteadyXのジェスチャーコントロールは設定からタイマーを有効にします。そしてアプリの手のひらアイコンを有効に。

あとは画面の前で、「パー」か「チョキ」をするとシャッターボタン扱いになります。

離れていても撮影開始ですることができます。

オートキャリブレーション

iSteadyXはオートキャリブレーションができます。三脚で立てて、スマホをセットしてアプリを起動します。

電源ボタンを5回押すことで、白LEDのインジケーターが点滅しオートキャリブレーション(自動調整)が開始します。

セットアップ

iSteadyXは専用アプリが必要です。アプリストアよりHohem iSteadyXで検索してインストールしましょう。

電源を入れる前に、スマホをセットするのがコツです。その状態で、左右のバランスがとれるようにしましょう。

でないと、変な振動が起きたりします。

Hohem iSteadyXが開かないときの対処方法

ねじを回してロック解除

横のロックねじを緩めても、開かない時があります。対処方法としては、思いっきり力をかけること。

ちょっと固いのでロックされていないか心配になりますが、特に引っ掛かりはないので大丈夫です。

ちゃんとクランプをあげたらねじをロックしておきましょう。

iSteadyXと一脚で自撮り棒に

iSteadyXと一脚で自撮り棒

iSteadyXにfotoproの一脚をつけるとさらに使い勝手が広がります。

伸縮自在でしっかりロックできる上に自由雲台なので、高く持てばドローンのように、低くすればラジコンのような映像がとれます。

もちろん自撮り棒にもなり、前述のフェイストラッキングをして、ジェスチャーでシャッターを押せば空撮のような自撮りが可能です。

おまけ

ホームページにサンプルで撮影した動画を掲載してあります。編集はVNという無料編集アプリで行いましたので、すべてスマホで完結しています

スマホはiPhone12Proです。見ての通り手持ちを感じさせないプロレベルの映像が即席で作れてしまいますよ!

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