綺麗に剥がれないシールやステッカーを身近なアレで跡を残さず簡単にとる裏ワザ方法(シール剥がし剤不要)

不要なシールやステッカーを剥がそうとして失敗というのは誰しもが経験したことがあります。

もともと剥がすことを前提としたタックメモやマスキングテープなら簡単に剥がれるのですが、下地が紙やダンボールだったり、シール自体が薄い紙だったり、長年貼られていた古いものだと、なおさら剥がした時にシールの跡が残ってしまいます。

シールが綺麗に剥がれない!

世の中にはシールはがし剤というものもありますがこれも効果がイマイチだったり下地を汚したりと完璧なものではありません。

そこで今回はそんな厄介なシールやステッカーを身近なあるものを使って綺麗に剥がすテクニックを紹介します!

用意するもの

適当なプラスチックカードを使う

はい、以上です。これだけで?と思うかもしれませんがこれだけでシールが綺麗に剥がれるのです。

ただし、念の為、使うカードは壊れてもいい空の電子マネーや期限切れのクレジットカードなどをお使いください。万が一破損しても責任は負えません!

カードを使ってシールを綺麗にはがす手順

手順1:シールの端を少しだけ爪で剥がす

シールの端だけ3mmくらい爪で綺麗に剥がす

シールの端を少しだけ(3mm程度)爪でなるべく綺麗に剥がします。なんだ結局爪かと思いますが、3mm程度なので頑張って剥がしてください。

絶対にここでシールを分離させたり下地を剥がしたりしないように気をつけてください。その場合はきれいな部分が3mm程度になるまでさらに剥がせば大丈夫です。

手順2:カードを間に差し込む

プラスチックカードを差し込み

カードを剥がした3mmの間に差し込みます。力をかけない程度に、当てるだけでOKです。

手順3:カードに剥がした部分を貼り付ける

カードの端に剥がしたシールを貼り付ける

差し込んだカードに剥がした部分のシールのフチを貼り付けます。

手順4: シールを抑えながら「引っ張る」

カードについたシールを剥がれない様に抑えながら引っ張る

ここがポイントです。カードに張り付いたシールを「抑えながら」、「引っ張る」のです。

決して「剥がす」ことをしてはいけません

つまり、上の写真でいう水色の範囲には力を絶対にかけずに、カード方向、もしくはそのやや上方向に「均一な力で引っ張る」感じです。

シールの粘着力はさほどないので、(写真は片手ですが)両手を使って、カードとシールが剥がれないように抑えながらゆっくり引っ張りましょう

手順5: 少し剥がれたらカードを付け直す

少し剥がれたら一旦カードから剥がし

このまま一気に剥がしたいところですが焦りは禁物です。はやる気持ちを抑えながら一旦カードとシールをはがして

奥にカードを差し込み

剥がした所までもう一度カードを差し込み(押し込んではいけません、当てるだけでOKです)

再びカードにシールを貼り付ける

再びカードに貼り付けます。ここまできたらシールとカードの張り付きも面積が出て安定してきます。

手前に引くようにゆっくり引っ張る

再度、手前に引くようにゆっくり引っ張ります。(写真は片手ですが)両手を使ったほうが安定していいでしょう。

決して「剥がす(奥方向)」には力を入れないように!

手順6: 繰り返す

ここまできても焦らずにカードとシールを剥がし

もう一息ですが、焦らずに

カードを奥まで差し込み繰り返す

カードの貼り直し→引っ張りを繰り返します

最後に気が緩んで斜めに力が入ってしまい失敗することがあるので、最後の瞬間まで真っ直ぐ引っ張ることを意識してください。

きれいに剥がれました

きれいに剥がれました!

下積み厳禁紙シール(紙シール)でもやってみる

下積み厳禁紙シールでやってみます

今度は別の下積み厳禁紙シールでやってみます。こちらも高難易度のダンボールと紙シール、しかも凹凸ありです。

幅が足りない時は横辺やプラスチック下敷きで

幅が広いのでカードの横辺を使います

今回は幅が足りないので横の辺を使います。絶対にシールよりカードのほうを長くしてください。それでも足りない場合は「プラスチック下敷き」が使えます。

横の場合も同様に少し剥がして

爪でなるべく綺麗に3mmくらい剥がして

先程と同様に爪でなるべく綺麗に3mmくらい剥がします。この作業がかなり重要です。

剥がしたらカードに貼り付けます。

引っ張る!

手前ちょっと上方向にゆっくりと引っ張ります

両手でシールを抑えながら均一に「引っ張り」ます。繰り返しますが絶対に「剥がそうとして奥に力をかけてはNGです」

少しずつ奥へ

少し剥がれたらカードを外して貼り直し

今回も焦らずに少し剥がしたら手を休めてカードとシールを剥がし奥に貼り直しを繰り返します。

これくらいです

せいぜいこれくらいを目安に貼り直しを心がけてください。

再び奥まで差し込み引っ張る

奥に差し込み→引っ張り→奥に差し込み

手間ですが、こうやってカードの位置を奥にずらしていく事が重要です

手間ですが、こうやってカードの位置を奥にずらしていく事が重要です。焦って一気に引っ張るとシールにかかる力が不均等になってしまい破れやすくなります。

さあもう少し、慎重にまっすぐ引っ張ります

最後は慎重に

最後の瞬間。深呼吸して神経を集中します。「真っ直ぐに・・・引っ張る!

綺麗にとれました

はい、綺麗にとれました。ダンボール+紙シールでもカード一枚で綺麗に出来るシールはがし方法の紹介でした。

トラブル

途中で破れてしまった

途中でシールが破れても大丈夫です。とにかく「カードの辺にシールを貼り付ければいい」ので、そこから爪でカードと真っ直ぐになるようにシールの剥離面を修正してカードに貼り付け再開出来ます。

糊が固くて爪でも剥がれない

こういう場合は「シールはがし剤」を「併用」しましょう。シールはがし剤を付けふやけた状態であれば爪やカードで少しならはがせるようになります。

冒頭にシールはがし剤不要と書きましたが、もちろん土台に支障がなければ併用OKです

3mm剥がしたあとの手順は同じですが、引っ張る前にカードとシールの隙間にシールはがし剤をわずかに浸透させながら行うと効率がよくなります。

余談ですが、シールはがし剤はいろいろ試しましたが、今の所は「雷神」が一番ですね。嫌な匂いがするシールはがしもありますが、雷神はオレンジの香りで気になりません。あと、非常に強力です。

それでも剥がれない

金属系のシールだとシールはがしも歯がたちません。最終手段としてドライヤーで温めるという手もあります。その場合も上のカードを使う方法を併用できますので試してみてください。熱しすぎるとプラスチックカードが曲がるので、カードの代わりに金属スクレイバーを使う手もあります。

まとめ

ということで身近なプラスチックカードを使ってシールやステッカーをきれいに剥がすテクニックの紹介でした。繰り返しますが、くれぐれも期限切れなど不要なカードを使うようにしてくださいね。それでは

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