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乾電池の接点が錆びてしまった時に鉛筆やシャーペンで通電を復活させる方法
電卓などの乾電池の電子機器はしばらく使っていなかった場合、電源が入らなくなっていることがあります。よくあるのは液漏れや湿気などで電池ボックスの電池接点が錆びている場合。本当は接点を交換するのが理想ですがなかなか手に入らなかったりします。
そんな時に、家庭にあるもので簡単に接点を復活させる方法を紹介します。リチウムポリマー電池の場合は使用できませんのでご注意ください
用意するもの
用意するものは以下の通りです。
- ワイヤーブラシ(百円均一のものでOK)
- 鉛筆かシャーペン(HBより濃いもの)
手順
1.ワイヤーブラシで接点の錆を落とします。周りを傷つけないように注意しましょう。無い場合は紙ヤスリや金属たわしでも代用できます。
2.鉛筆やシャーペンで接点をこすります。接点全体に鉛筆の粉が行き渡るようにしましょう。
3.ティッシュなどで錆や余分な鉛筆の粉を拭いておきます。
原理
鉛筆やシャーペンの芯は黒鉛と粘度が混合されて作られています。この黒鉛は電気を通す性質があります。鉛筆の濃さはH(Hard)やB(Black)で表され、濃ければ濃いほどこの黒鉛の量が多くなります。
鉛筆で接点をこすることで細かい隙間に黒鉛が入り、通電する仕組みです。
注意
ここで紹介したのはあくまで一時的な対策であるため、恒久的な使用ではまた通電しなくなったり発火や発熱の恐れもあります。出来れば専用の接点復活剤を利用し、はやめに接点を交換するようにしてください。
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