伝説由来のドライブイン鉢ノ木食堂の利用のしかた(石川県金沢市森本)

真っ赤な看板がまぶしい

旧国道8号のドライブイン食堂と言えば花ぞの食堂ですが、こちらの鉢ノ木食堂も旧国道8号系食堂の双璧をになう存在です。

立派な松の木が目印

食堂の前には立派な松の木があります。その横にはまるで観光地の様な立て札が。「梅田の里の由来」。そう、ここは伝説の地。古来より伝わる鉢の木伝説ゆかりの場所なのです。

それはおいておいて、渋めの押し扉をくぐると、風合いのある落ち着いた店内が待っています。入り口には漫画がならび、奥には座敷、そしてカウンターの前には定番のおかずショーケースが並びます。

広い店内。天井の横には鉢の木伝説が

初めて入るとどうしていいかわからなくなりますが、落ち着いて店員さんに人数を告げて好きな席に座ります。

メニューはないので、カウンターの上にかかっている品物名から食べたいものを店員さんにオーダーします。メニューはラーメンなどの麺類やオムライス焼き飯、定食まで幅広くそろえられています。価格は定食以外は1000円未満。定食は1000円前後です。

ショーケースの中には旬の一品が並んでいます。値段は書いていないので、店員さんに聞けばおしえてもらえます。オーダーしてからふらっと行って注文してもOKです。

慣れた人は入ったなりにショーケースに行き、いつもの麺類やご飯ものをパラレルで頼みながら一品を選びます。ここまで行けたら鉢の木食堂玄人でしょう。

佐野(現在の栃木県 佐野市「旧・安蘇郡葛生町」)に住む貧しい老武士、佐野源左衛門尉常世の家に、ある雪の夜、旅の僧が一夜の宿を求める。常世は粟飯を出し、薪がないからといって大事にしていた鉢植えの木を切って焚き、精一杯のもてなしをする。常世は僧を相手に、一族の横領により落ちぶれてはいるが、一旦緩急あらばいち早く鎌倉に駆け付け命懸けで戦う所存であると語る。

刺身定食980円

その後鎌倉から召集があり、常世も駆け付けるが、あの僧は実は前執権・北条時頼だったことを知る。時頼は常世に礼を言い、言葉に偽りがなかったのを誉めて恩賞を与える。

この恩賞がこの土地ということですね。「質素だが精一杯のもてなし」を説いたこの伝説。まさにこのリーズナブルで居心地のいいこの食堂にぴったりの由来です。

項目 三段階
混雑度
店内の広さ ☆☆☆
メニュー数 ☆☆
価格満足度 ☆☆

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