北陸の名鉄塔をたどる(随時追加) 北陸鉄塔紀行


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(随時追加中です最終更新2019/4/24)

目次

  1. 北陸幹線
  2. 北陸幹線77番(甲乙) 石川県金沢市天池町
  3. 北陸幹線 111番と112番 (石川県能美郡川北町)
  4. 医王ダム付近北陸幹線・能登幹線・能越幹線直交地帯

北陸幹線

北陸幹線は滋賀県高島変電所と富山県笹津変電所を結ぶ長距離の154kv送電線です。

その歴史は北陸地方でも特に古く、 そのルーツは昭和4年(1929年)、昭和電力が建設した北陸送電幹線(154kv/296km)にさかのぼります。当時としては154kvはアメリカで実現されたばかりの最新の技術だったのだそうです。昭和電力やがて日本海発送電に、その後日本電力を経て今の関西電力に合併されます。(北陸電力百年史より)

建て変えが進んだ現在でも、当時の面影を感じさせるレガシー鉄塔が多く見られるこの北陸幹線。風合いが出たレトロな様は鉄塔好きにはたまりません。

ここではそんな北陸幹線の見どころを順次紹介していこうと思います。

北陸幹線77番(甲乙) 石川県金沢市天池町

北陸幹線77番(甲乙)

北陸幹線は2回線ですが、山間部では2つの矩形鉄塔に分かれて雪や風に備えている設計の所が多いです。

甲77

左側が甲77。

乙77

右側が乙77。となります。

県境ではこの2門タイプはよく見かけるのですが、金沢市内では珍しいと思います。場所も低いので見応えがあります。ちなみに下からは私有地の様で入れませんが、裏側の埋蔵文化財センター側からは歩いてアクセスできます。

北陸幹線 111番と112番 (石川県能美郡川北町)

手取川対岸より

初期型の夫婦鉄塔です。

サビで風合いが出てきている

手取川方向112番が女鉄塔

北陸幹線は独特の腕金が山状の(上から短中長)形状なので遠くからでもすぐにわかります。

昭和4年7月 初期タイプ

こちらも昭和4年

111番と112番は手取川横断のすぐ手前にある昭和4年初期型の鉄塔です。

夕暮れ時の北陸幹線111番

鉄塔の男女別は小説鉄塔武蔵野線に由来します。

女鉄塔はガイシが腕金から二つに分かれているのが特徴です(耐張型))。なぜ女かと言うと小説にはそのガイシが女性の装飾の様だからとありました。なるほど、そう言われれば左右に跳ね上がる碍子の列がなにか羽飾りの様にも見えます。

同じく北陸幹線112番

男鉄塔はガイシが一本。腕金から真下にぶら下がり送電線を支えています(懸垂型)。名前理由は男らしいからとあったような気がします。確かにがっしりと脇を広げて立っている様は男っぽいですね。

危険看板は新し目のお兄さんタイプ

街中の鉄塔には大抵侵入禁止看板があります。これも関西電力と北陸電力で異なり、同じ電力会社でも様々なイラストのバージョンがあり鉄塔探訪の楽しみの一つです。

この鉄塔の侵入禁止看板は関電でもポピュラーなお兄さんタイプでした。

医王ダム付近北陸幹線・能登幹線・能越幹線直交地帯

石川県道22号線は清水田島トンネル付近より北陸幹線が合流し福光まで若番方向に並走します。

山岳地帯でこの様な甲乙2回線に別れた矩形鉄塔が密集する地帯です。

矩形鉄塔密集地帯30-32番

特に特に医王ダム付近は南北に走る能登幹線・能越幹線と東西に走る北陸幹線が交わる地帯でもあり500kV系の能登幹線・能越幹線の巨大さが感じられる場所です。

能登幹線121番と北陸幹線38甲乙

能登幹線と能越幹線は中能登変電所より番号を上げながら並走していますが、番数は多少ずれがあります。医王ダムを横断するケーブルを支えるのは能登幹線120番に対して能越幹線は124番と4番の違いがあります。特にこの能越幹線124番から126番は頭の中心の顔だけが黄色。

能越幹線124-126はイエローマスク

通常は河川や道路を横断する時は頭の部分全体を赤か黄色にペイントするのですが、これは中心部分だけがペイントされたイエローマスクの珍しいタイプです。

医王ダム金沢より北陸幹線41番は珍しい烏帽子鉄塔と矩形鉄塔の異色のペアでした。

北陸幹線41番は珍しい烏帽子鉄塔と矩形鉄塔の異色のペア

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