走らなくてもOK。里山のんびり徒歩オリエンテーリングのススメ

オリエンテーリング

頂上を狙うだけが山歩きではない

山歩きの目標と聞いてまず思い浮かべるのが頂上の制覇です。名山の様な比較的標高の高い山であれば頂上には銘版や標があり、そこへ到着した時の達成感は経験した事のある方誰もの印象に残ります。

しかし初心者や中高年、体力に自信が無い方でも気軽に楽しめるカテゴリである里山やいわゆる”森”においては、頂上と呼べるものが無かったり、あっても展望がイマイチだったりと達成感に欠ける面もあります。

もちろん点を目指すのではなく線である「過程」を味わうのが山歩きなのですが、できればなにか目標をもって歩けたら楽しみが増えそうです。

また”森”においては遊歩道や小道が入り組んでいる場合が多く、コースどりに悩む場合もあります。完全なコースは設定しなくてもポイントポイントをおさえて歩けたら効率がよさそうです。

オリエンテーリングとは

オリエンテーリングと呼ばれる競技があります。地形が性格に表示された地図とコンパスを持って、山野に設置されえた専用の標識(コントロールといいます)を順にまわりゴールするというものです。コントロールの位置は予め用意された地図に表示され、競技者はそれとコンパスを頼りに自分で次のコントロールまでのルートを探し出します。体力ももちろんですが、地図や地形・状況を素早く読み取って行動を決める能力も必要な知的なスポーツと言えるでしょう。

もとは軍事訓練がルーツという事もあり、その目的はタイムを競う、つまり走っていかに早く全てのコントロールをまわるかが問われます。実際、大会や協会は大学のオリエンテーリング部が主に活動する競技的な要素が強いものです。

コントロールとコンパス

でも歩いてもOK

とは言え、楽しみ方は自由です。全国には自治体管理の公園に常設された「パーマネントコース」というものがあり、一般の人でも自由に使うことが出来ます。もちろん無理して走らなくても、のんびり徒歩でオリエンテーリングをしてもOKです。はじめての森や里山でコントロールを探しながらのんびり歩き自然の景色を楽しむのもよいものです。

ちなみにこの様な徒歩オリエンテーリングのスタイルは日本独特のもので、70年代にオリエンテーリングが日本に輸入された時に「国民体力づくり運動」の一環としてレクリエーション手段としてのPRの結果として日本で浸透したのだそうです( オリエンテーリング - Wikipedia

全国のパーマネントコースはオリエンテーリング協会や有志の方のホームページで探す事ができます。地図は管理事務所など地図取扱所で配布されており、大抵は数百円の実費で入手可能です。一部のコースはネットプリントサービスを使ってセブンイレブンでも印刷できます。無人で地図がおいてある場合もありますが事務所などの場合は土日の休みなどに注意しましょう。郵送で対応してくれる場合もあります。

地図は見本地図(マスターマップ)が用意されている場合は自分でコントロールの位置を書き写します。ヒントが書かれている場合もありますのでそれもひかえるとよいでしょう。

マスターマップを写す

コントロールの位置は直系6mの円で記されています。これを地図で探しながら番号順に巡っていきます。パーマネントコースではコントロールにアルファベットが書かれていますのでそれをメモしていきます。すべてのアルファベットが揃うとゴールというわけです。

マスターマップの例

基本的なテクニック

注意点

コースの探し方と地図の入手方法

後述の日本オリエンテーリング協会や有志の方の情報が役に立ちます。オリエンテーリング協会は地域毎にありますので、そちらも参照するとよいでしょう。また、都道府県などの自治体で推進している場合もあり、そちらに情報があることもあります。

地図は「地図取扱所」として記載されています。急に行ってもやっていない場合がありますので予め電話番号に問い合わせたほうがよいでしょう。郵送で対応してくれる場合もあります。一部のコースはネットプリントサービスを使ってセブンイレブンでも印刷できます。無人で地図がおいてある場合もありますが事務所などの場合は土日の休みなどに注意しましょう。郵送で対応してくれる場合もあります。

無人地図取り扱い所の例

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