NatureHikeのワンタッチテントとコットを組み合わせたら最高の体験だった

キャンプコットの上にのせられるコットテント、NatureHikeのワンタッチテントCanyon1P/WindHikeのレビューです。

NatureHikeCanyonWindHikeこんな岩ごろごろの地形でも設営可能

コットテントとは

キャンプコットの上にのせられるテントの事です。数種類の製品がありますが、このNatureHikeのコットテントは設営がなんと20秒程度で1.6kgと最軽量。

コットを展開して過ごし、寝るときはさっと設営、といった使い方もできます。

NatureHikeのコットテントの設営方法

NatureHikeCanyonWindHike

テントはとてもコンパクトに収納されています。横からさっと取り出すと、ちょうど折り畳み傘が2つ束になったような感じ。

この紐を引っ張るだけ。

このような紐が2カ所にありますので、それぞれを引っ張るだけでテントが完成します。引っ張るのは10秒程度。

このキャップに力をかけるのはNG。ロープをしっかり持って。

注意点としては、紐の先のキャップを引っ張らない事。これは雨除けのキャップでゴムで止まっているだけなのでここに力をかけるとキャップが取れてしまう可能性があります。写真の様にロープを指に一蹴させて紐だけに力をかけるのがコツです。

コットorペグなしは中央の張力がないのでおすすめしない

この状態までわずか20秒。もちろんコット無しでも使用できます。その場合は、四隅を必ずペグダウンするようにしてください。というのは、この中央部分には張力がなく縦方向へ延びる力がないため、自立式ではありますがこのままでは風への抵抗がないためです。ペグは収納袋の中にしっかりしたものが付属しています。ペグがさせない場合は石や木などでガイラインを引っ張るといいでしょう。

NatureHikeのワンタッチテントにフィットするコット

NatureHikeのワンタッチテントにフィットするコットのサイズは重要です。ずばり言いますと、ストレスなく使えるコットのサイズは190cmx65cmのものです。

NatureHike純正のものが190x65ですので、これを選ぶのが一番無難です。

コットはベルクロで挟み込む

コットはこのようにベルクロで挟みます。これが190x65の場合は最低限のベルクロの開閉で差し込むことが出来る、というわけなのです。

ただ、厳密に190x65でなければいけないのか、といいますと、ベルクロの幅があるので+2cmくらいは使うことが出来ます。

こちらの尾上さんの動画ではColaPuente(コラプエンテ)のコットを使っています。サイズは192x66なのでややオーバーサイズですが、ベルクロの調整でピッタリになっています。

オーバーサイズのコットは設営時に調整が必要ですが、広い分、中の快適性は向上します。

私はHotelCampsの190x61のコットを使っています。HotelCampsのコートは横にリングがついているので袋や小物をカラビナでぶら下げられます。

NatureHikeCanyonWindHikeの中の広さはこんな感じ

中の広さはこのように人ひとり寝るだけなので、荷物はコットの下に入れることになります。ですのでHotelCampsのコットのようにカラビナを使えるととても便利です。

NatureHikeのワンタッチテントは最高に楽しい!

NatureHikeCanyonWindHikeで最高の朝日

コットテントの楽しさは、一般的なテントでは絶対に設営不能な、登山道や林道の横の空きスペースにコットの足さえ建てられれば設営可能であるという点です。

狭い場所でもコットの足のスペースさえあれば設営可能

自己責任ですが、展望の良い縁際におけるので夜景を楽しみながら食事をとったり横になって眺めを楽しむには絶好のアイテムです。

ベンチだが風を遮ってくれるので暖かい(12月)

こうやって座ってベンチの様に使えます。写真は12月ですが横と後ろからの風が入ってこないので寒さを感じることなく夜景を鑑賞することができました。

NatureHikeCanyonWindHikeこんな岩ごろごろの地形でも設営可能

こんな岩場でも設営可能です。一般的なテントではこのような場所は設営できません。またグランドシート不要で砂もつかないので、山だけではなくこのように河原や海辺などでも活用可能です。

NatureHikeのワンタッチテントはツーリングの雨避難にも

さらに190x65のスペースさえあればどこでも設置できるので、例えばツーリングで雨が降った時に公園の東屋の空きスペースで避難、といった技にも使えます。一般的なツーリングテントの幅は200x120以上はありますので、東屋にイスやテーブルがあるとはみ出たりしますが、NatureHikeのワンタッチテントのサイズであれば簡単にフィット可能です。しかも雨水が流れ込んで来てもコットなので回避できるのもありがたいですね。

NatureHikeのワンタッチテントの撤収方法

よくあるポップアップテントは設営は一瞬ですが畳むのに苦労します。しかしこのNatureHikeのポップアップテントは撤収も一瞬。設営より早かったりします。

白い部分をつまむとクローズ

この白い部分をつまむだけで一気に閉じます。バネが効いているので本当に一瞬でびっくりします。ここを2カ所。

NatureHikeCanyonWindHikeは横から入れられるので撤収も瞬間

後は丸めて収納袋に入れるだけ。収納袋は横から入れられるのでこれまたスムーズに撤収可能です。

NatureHikeのワンタッチテントの注意点

使ってみていくつか注意点がありますので記しておきます。ご購入の際は気を付けてください。

試しに12月に使ってみましたが、寝る部分はメッシュになっていないので直接風は当たらないので十分に使えました。ただ、フルクローズできるテントに比べて断熱性は低く感じました。

「モンベル キャンプパッド 50 180」「サーマレスト Zライトソル」「モンベル シームレスダウンハガー 800 #2」でポカポカになりながら山からの夜景を楽しめました。

NatureHikeのワンタッチテントでのコットテント泊は最高!

好きな景色を自由に選べる

と、いくつか注意点はありますが、一般的なテントでは味わえない絶景を見ながらのキャンプ体験は他に代えがたい楽しみがあります。これ1個でロングツーリング、というのには向きませんが、天気がいい日に夜景を楽しみにショートキャンプという用途にはぜひ1つ持っておきたいアイテムです。

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