鼻うがい器ハナオートとハナクリーンのレビューとサーレ自作方法
鼻うがい器ハナオートとハナクリーンのレビューです。専用パウダーであるサーレの自作方法も紹介します。
目次
そもそも鼻うがいとは
せつやくん
そもそも鼻うがいってなに?
という人はたくさんいると思います。人間の呼吸器の入り口は2つありまして一つは喉、もう一つは鼻です。
よく「外から帰ったらうがいをしましょう」と言うのは、喉の粘膜に菌やウィルスが付着しているのを洗い流す意味があるからですね。
せつやくん
マスクしてるから大丈夫だよ
という人、マスクの縫い目の大きさを知っていますか?
布マスクの縫い目は大体0.1mm。対してウィルスの大きさは0.0001mm以下。
ピンと来ないかもしれませんが、布マスクの縫い目が家の窓だとしたらウイルスの大きさは大体、イチゴの種くらいの大きさということなのです!
窓からびゅんびん風が吹ふきこんでおり、そのなかにイチゴの種がたくさん混じっていて、それが窓から入ってこないわけがありません。
ということでマスクは2020年に流行した新型コロナで定着化しましたが「たしかにマシにはなるが、気休めでしかない」、ということですね。
せつやくん
それならみんな感染しちゃうのでは
と思いますよね。でも大丈夫なのです。そもそも我々の身体の古くからの防衛機構によってほとんどの菌やウィルスの感染を防いでくれています。
それが、免疫であったり、今回のポイントである「呼吸器のフィルタリング機構」であるわけです。
これは昔の人が考えたわけでもなんでもなく、そういった機構をたまたま取得した種族以外はみんな病気で死んじゃったからなのです。多数の命の犠牲で今の防衛機構が成り立っているわけですね。
人間の呼吸器の入り口は1つでない
さて、呼吸器のフィルタリング機構と申し上げましたが、一つは喉ですね。喉には唾がついており、取りもちのように菌やウィルスをからめとってくれます。
なのでうがいをするとそれを対外に排出できる、というわけですね。
でも口で息もしますが、息をしているのはほとんどが鼻ですよね。
そして、ご存じの通り鼻の内部には粘液(鼻水)が満たされており、取りもちのように菌やウィルスをからめとってくれています。そしてそれらはそのままにしておくと食道から胃に入ってしまうのです。
なので、「外から帰ったらうがいをしよう」というのは間違いではないのですが、それだけでは全然不十分で、主に呼吸で使っている肝心の菌やウィルスだらけの場所である鼻の中を洗わないというのは頭だけを洗って体を洗わないくらい不十分なこと、というわけなのです。
鼻うがいは器具なしでもできる
実は鼻うがいはコップさえあれば出来てしまいます。
コップに350mlのぬるま湯を入れて塩を小さじ半分程度いれて、鼻にあて吸い込んで口から出せばOKです。
でもこの方法、間違いなく服がべちゃべちゃになりなれないとむせます。下手したら溺れてしまうので死の危険すらある?かもしれません。
市販の鼻うがい器
なので、おすすめは市販品の鼻うがい器を使うことです。
市販品の鼻うがい器はボトルにポンプがつけられており、ノズルから噴射してくれます。
コップで吸うよりも、押し込んでくれ吸引が必要ないので全然むせないので安全なのがポイントです。
鼻うがい器はどれがいいのか
せつやくん
鼻うがい器はどれがいいの?
とAmazonや楽天で見るとたくさんあり迷うかもしれません。
これはずばり「日光精器株式会社のハナオートDX」か、「東京鼻化学研究所のハナクリーンEX」を選びましょう。
どうしてかといいますと、どちらも非常にしっかりしたつくりでタンクもちゃんと350mlあるからです。またノズルが長いので服がびちゃびちゃにならないのもポイント。
タンクの容量はかなり重要で、350mlないと、片方の鼻で終わってしまいます。
東京鼻化学研究所のハナクリーンEX
東京鼻化学研究所のハナクリーンEXは手動式です。タンクにお湯とサーレ(洗浄液のもと)を入れ振ってまぜます。
後は右手でノズルを鼻にあて、左手でポンプを押し込むだけです。
手動式なのでやや煩雑ではありますが、力の加減がしやすいことと、強力な注入力が特徴です。
分けて水洗いできるのでお手入れが簡単。
ちなみにノズルはシャワーと直流が選べるのですが、実際はほとんどわかりません。
日光精器株式会社のハナオートDX
日光精器株式会社のハナオートDXは電動式の鼻うがい器です。
こちらのメリットはとにかく楽なことです。
筆者は家に帰っるとかならず喉うがいと鼻うがいをしないと気持ち悪くてしかたないのですが、ハナオートDXならさっと準備してボタンを押すだけなので、まったく苦ではありません。
もし習慣として長く続けたいならハナオートDXをお勧めします。
ハナクリーンと比べると、電池の交換が発生しますので、充電池を買っておくといいと思います。電池の持ちは悪くないので自然放電しにくいタイプの充電池がよいでしょう。
あと、ハナクリーンと比べると劣る点は、電動式なので細かい調整や、すごく強い水流はだせません。
なので頑固な鼻づまりの時、がっつり鼻うがいしたい場合はハナクリーンEX、普段は習慣としてハナオートDXがよいですね。
鼻うがいの洗浄液は自作可能
鼻うがいを続けていると洗浄液のパウダーを買わなければいけません。
そんなに高いものではなく気持ちよさではこちらの方が上なのですが、自作もできます。
用意するものは塩と重曹。重曹がなければ塩だけでもOKです。
適当なタッパなどに塩を入れ、重曹を一つまみいれ攪拌しておきます。
使うときはお湯をボトルに入れ、小さじに半分を混ぜるだけです。お湯は面倒なら湯沸かし器の水でもOKです。(熱湯だと熱いのと、どうせ飲まないので)
この濃度は好みがあるので、痛く感じたら濃い目に、ヒリヒリしたら薄めに調整して自分の好みを見つけましょう。
あと湿気管理も気を付けてください。市販の乾燥剤を入れておけばいいでしょう。
湿度管理が面倒ならそれほど高くないので専用品まとめ買いしておくことをお勧めします。ミントの香りがついていたりと快感度は上です。
まとめ
ということで、いかにマスクや喉だけのうがいでは不十分か、から始まり、おすすめの鼻うがい器のレビュー、自作の鼻うがい液の作り方まで紹介しました。
鼻うがいを知るまで、長い人生、一度も鼻を洗わずに他の人や工場や車のだした粉末やホコリを鼻にため込んでいたと思うとぞっとします。
せつやくん
なにより、すっごく気持ちいので皆様もぜひどうぞ!