USBフットスイッチのレビュー PCライフが劇的に変化!

USBフットスイッチのレビューです。中華ですが工業用なのでしっかりとした製品です。楽譜めくりやゲームで使ってみました。amlesoなどのブランドででていますがどれも製品としては同じFS2020です。

USBフットスイッチとは?

USBフットスイッチ・USBフットペダルとはミシンや音楽キーボードなどについている足で踏むスイッチみたいな感じのペダルスイッチです。USB接続でPCに繋いで好きなキーボードのキーを割り当てることができます。

こんな時キーボードやマウスに触りたくない!

USBフットペダルなんてなににつかうの?とお思いになるでしょうが、次のような場面を想像してみてください。

ギターの楽譜めくり

楽器の楽譜をめくるのって大変ですよね。勝手にめくれたり演奏中に手を止めなければいけなかったり。

なので筆者はソロギターの楽譜をScanSnapで PDFにしてモニターでみながら練習しています。

しかしそれでもページが3ページになる場合は大変です。最後の部分でタイミングよくキーボードやマウスをクリックしなければいけません。

これを足でできたらいいですよね。

ゲーム

昔ゲームセンターにタイムクライシスというゲームがありました。これはガンシューティングなのですが特徴は足にペダルがあり押すとしゃがんで建物の影に隠れられること。

今時のFPSやTPSも当然しゃがみボタンはありますので手でもできますが、左手は移動に集中、右手のマウスはエイムに集中したいところです。

これを足で押してしゃがみ建物の中に隠れたり話して出られたらかなり楽しそうです。

レースゲームはアクセルブレーキはアナログなのでやはりパットのほうがいいですが、クラッチやギア、またテレメトリとよばれる情報画面をたまに出したくなるのですが、そこも手を離したくない瞬間。これもフットペダルがあれば運転しながら情報を閲覧できそうです。

動画鑑賞

Youtubeなど動画鑑賞中。鑑賞中はゲームや作業とちがい、椅子やソファにもたれかかってますよね。そこで動画の飛ばしたい場面があったとします。Youtubeではキーボードの左右キーを押せば5秒スキップできます。その他の動画も大抵そうなっています。ただ、そこで椅子にもたれた体を起こすのが億劫。足のフットペダルでチョイチョイと早送りできたらいいと思いませんか?

そこでUSBフットスイッチ

USBフットスイッチFS2020

はい、そこで長くなりましたがUSBフットスイッチの登場です。これ、実は日本のメーカーではどこも作っていないのですが、中国からの輸入品がアマゾンで手に入ります。

中国からというと粗悪なイメージですが、このフットスイッチ、じつは工場などで使う用途で主に生産されているもので、耐久性や信頼性はかなりのものなのです。

せつやくん

もちろん家庭でゲームや動画鑑賞にもつかえますよ。

旧型との違い

おすすめは3ペダル。1ペダルもありますが、大抵左右矢印キーを割り当てるので3つは欲しくなるのです。

そこでアマゾンで検索して出るのがペダルが大きいモデルと小さいモデル。

大きいモデルはFS2020と呼ばれているモデルでペダルの小さいモデルの改良型なのです。なので大きいモデルを買ったほうがいいです。

2020年モデルは手前が動くように改良されてる

新型は旧型と異なりペダルの奥ではなく手前が動くようになっています。使ってみるとわかりますが、手前の方が足の指先だけで操作できるので断然使いやすいのです。

せつやくん

同じ条件なら新型をおすすめします。

ただ、旧型でも中身はおなじなのと、間が広いので足をそこで休ませられるというメリットもあります。

USBフットスイッチ開封

さて、届いて開封してみると中は簡素な梱包。工場に大量に納入するような製品ですからね。

なんと8センチCD!

中を見て驚くのは小さいCD。そう、懐かしのシングル8cmのCDです。ここにファイルが1つ、設定アプリだけが入っています。

これ実は不要なので捨ててしまってOKです。ダウンロードできます。

せつやくん

工場などではインターネット接続できないので一応ついてくるのですね。

付属は中国語の取説一枚

取説も中国語の紙ペラ一枚。ここにダウンロードのアドレスが書いてるのですが、じつはこれも捨ててしまってかまいません

せつやくん

ホームページのアドレスが必要なのでは?

と思うでしょうが、実はこのUSBフットペダル、秘密があるのです。

驚きのダウンロード

5秒押すと勝手にWin+rをタイプして設定アプリのページへ!!

おもむろにWindowsPCにUSBフットスイッチをつないで、適当なスイッチを5秒間踏んでみましょう。

驚くべきことが起こります。

なんと勝手にブラウザが立ち上がってダウンロードページに飛ぶのです!

これ、どうやってるかというと、このUSBフットスイッチはキーボードとして認識されているので、WindowsキーとRキーを押して、ダウンロードページのURLをタイプしてくれるのですね。

せつやくん

これさえ覚えておけば取説を保存しておいたりする必要がないので嬉しい機構です。

ドライバ不要

フットスイッチの設定画面

設定アプリは怪しいドライバなどは一切ない単純な実行ファイル。起動したらかなり整然としたアプリが起動します。日本語英語対応です。

せつやくん

日本語が微妙なのはご愛嬌です。

左から製品名を選んだら検出してくれます。

あとは各ペダルに機能を割り当てて保存するだけ。

じつはこの保存、このUSBフットペダル自体に設定を書き込んでいるのです。なのでWindowsで一度設定してしまえば他のPCや、例えばMACにつけるのもOK。

せつやくん

ドライバ不要なのは嬉しいですね。

キーボードやマウスとして認識されるのでドライバ不要

デバイスとしてはUSB複合デバイスとして認識され、キーボード、マウス、コントローラーが新たに接続された状態になります。

なので競合の心配などもないわけですね。注意点としてはコントローラーは追加のコントローラーとして認識されるので、ゲームによってはメインのコントローラーと同時につかえないこと。大抵のゲームはキーボードとコントローラー両対応なのでキーボードに割り当てるのが無難ですね。

あと、タイピングとして長い文字列を送り込むこともできます。家庭では使わないと思いますがいかにも工場用らしいですね。

マウスのクリックは座標を指定することもできる

キーボードは1回だけカチッと押すか、踏んでいる間ホールドするかを選べます。

せつやくん

これはホールドにしておいたほうがゲームで使い勝手がいいのでそちらの設定をおすすめします。

マウスは、単純なカーソル位置でのクリックの他に座標指定もできたりします。色々な使い方を想像できますね。

ちなみに新型FS2020モデルはMIDIには対応していません。

USBフットスイッチを使ってみて感動

StoreのAnalogBookReaderが無料でおすすめ

まず楽譜のページめくりをやってみました。設定は2つのペダルにキーボードの矢印キーを割り当て。

なので左右キーでページめくりできるPDFビュワーが必要になってきます。ざっと無料で探したところ、マイクロソフトストアの「AnalogBookReader」というアプリが2ページ表示やカバー調整、めくり方向対応で、左右キーでめくれるのですぐに気に入りました。

さっそくペダルの2つを左右キーに割り当てたUSBフットスイッチで試してみると・・・。

ギターを弾きながらでも足でページめくり

はい、ちゃんと動きました。ハードウェア方式なので相性問題などは皆無です。

せつやくん

3ページ以上の楽譜も演奏しながらさっとめくれてとても便利ですよ。

FPSでしゃがみを割り当てるとタイムクライシス状態で楽しい

次はFPS。Apex Legendsやフォートナイトではサブキーを割り当てられるのでそこに、しゃがみやダッシュにそのまま左右キーを割り当ててみました。

これも感動。すっごく楽しいです。

フットペダルでしゃがんで遮蔽物に隠れて、さっと起き上がって左手で移動しながら右手でエイム。全く無駄がありません。射撃後はフットペダルでまたすぐに隠れられます。

ゲームセンターのタイムクライシスそのものです。

あと、ダッシュに割り当てるのも便利ですね。車のアクセルのように加速できます。

せつやくん

ゲームの遊び方がさらに広がります。

レースゲームはまだやっていませんが、クラッチやシフトアップダウン、テレメトリに割り当てるのが楽しみです。

Youtubeもみながら足でちょいちょいと早送り可能

最後はYoutube。これも左右キーに割り当てているので何もしないでもスキップできます。

せつやくん

ゆったりと椅子にもたれながら足でスキップする体験はとても楽ちんです。

こんなことも

USBフットスイッチは音量やスリープシャットダウンも可能

さらにキーボードやマウスの他に音量を変えたりスリープやシャットダウンもできます。

私の場合は3つのペダルのうち右2つに左右キーを割り当てたので左1つが余っていたのですが、スリープに割り当ててみました。

スリープはデスクトップPCの場合は意外にめんどくさく、PC自体のスリープボタンまで手を伸ばすかマウスで3タッチくらい必要なのですが、USBフットペダルに割り当てることで、フル画面のゲーム中でもパチンとスリープに入れることができるようになりました。

PCを使い終わるときはその場を離れるときが多いので立ったまま足で電源を落とせるのは快適です。

ノートパソコンなどの場合は余ったペダルを音声ミュートに割り当てるのも便利そうですね。

せつやくん

急な電話でも足でさっとミュートできます

USBフットペダルまとめ

ということで、思っていたことが全部成功して何も問題なしでした。あえてデメリットをあげるとすればコントローラーが2つ目として認識されることくらいでしょうか。

ハードウェアに設定保存されるので余計なドライバやサービスが不要なこと、相性問題がおこりにくいこと、設定が終わってしまえばほかのPCやMACでも使えるのがすばらしいです。

なんだかんだ割り当てたくなるので1ペダルでなくて3ペダルで正解でした。旧型は試していませんが機能的には同じなので納期や価格がよいのであればそちらでもよかったかもしれません。

ということでなぜか国産では発売されていないこのUSBフットスイッチ。PCライフを劇的に変えてくれますので超オススメのアイテムですよ!

この記事を見た人がよく読んでいる記事

トップページ

節約ラボラトリ > USBフットスイッチのレビュー PCライフが劇的に変化!