シャワー水栓ポタポタ解消DIY&部品が抜けない時の解決方法
シャワーを止めても水がポタポタ落ちるようになったので治した時の記録です。参考にどうぞ。
混合水栓の水漏れの原因
シャワーの混合水栓の水漏れの原因のほとんどはなかの「開閉ユニット」のシールの劣化です。
混合水栓を交換すると業者で5万円以上しますが、この開閉ユニット、実はアマゾンで簡単に手に入ります。
せつやくん
自分で交換すると4千円ですむのです!
特殊工具も特にいらなく時間も30分程度なのでぜひチャレンジしてみてください。
開閉ユニットの適合確認
自分にあう開閉ユニットはメーカーのサイトで調べられます。まず水栓を特定する必要があります。
TOTOだとTOTOのサイトで識別の仕方が掲載されています。ラベルが剥がれてなくても形状のポイントからだいたいわかります。
せつやくん
大抵はTH577というもので、これはTH577-1やTH577-2などの枝番がついてるのですがどれも同じく使えます。
必要な工具
必要な工具は、千枚通し、シリコングリス、ウォーターポンププライヤー、マイナスドライバー、ブラシです。ブラシはいらない歯ブラシでも大丈夫です。シリコングリスはなくてもいいですがあった方が作業が楽になるのと、水回りでずっと使えるので小さいものを一つ持っておくと便利です。
シャワー混合水栓の交換方法
まずマイナスドライバーでお湯と水の入り口の2箇所を締め込みます。
せつやくん
これをしないと水浸しで大変なことになりますので忘れないようにしましょう。
ハンドルをはずします。ネジがなく見えますが、この化粧板の奥にあります。
一部切り欠きがあるので千枚通しなどの針状のもので起こせば簡単にひらきます。
化粧板はこのようにはまっているだけです。
せつやくん
爪を折らないように注意しましょう。
するとハンドルが簡単に抜けます。位置はそこにしかはまらないので覚えておく必要はありません。
中はかなりよごれています。
せつやくん
いらない歯ブラシなどでついでに掃除すると気持ちいいですね。
ウォーターポンププライヤーもしくはモンキースパナでこのナットを回します。平たい部分を掴みます。それほど硬くないですが、舐めないように気をつけましょう。
中のプラスチック部分は2つに分かれています。手前はスペーサーと呼ばれる部分。こちらも劣化したら交換すればいいですが、今回は問題なさそうなので再利用しました
手ではまず抜けないのでマイナスドライバーをいれてテコの原理で押し出します。
次が最難関、交換する開閉ユニットです。これがロックはされてないのですがなかなかぬけない。
せつやくん
プライヤーで力をかけすぎると配管を痛めます。
結局、プライヤーでつかんで、マイナスドライバーでテコの力をかけてずらしました。この方法なら反対方向にも力がかかるので配管も痛めません。
こちらが新品の開閉ユニットです。アマゾンで買いました。
新旧の水栓の開閉ユニットの比較です。見ためはほとんどわかりませんね。
今回はシリコングリスを金属部分にぬってみました。金属部分の窓を狙って少しシリコングリスをいれて回してなじませます。
せつやくん
ハンドルの動きがなめらかになるのでおすすめです。
さあ、取り付けましょう。スペーサーと合体させます。凹凸がありますので間違えることはありません。
ユニットを挿入します。こちらも切り欠きがあるので方向は気にする必要はないです。
手ではある程度しかはいらないので、あとはナットで締め込みます。こちらもナットを舐めないように逆回転1回してから回しこみます。
せつやくん
シリコングリスをすこしつけると作業が楽になります。
最後にハンドルをかぶせて完成です。こちらも決まった方向にしか入らないので問題ないでしょう。
まとめ
ということでTOTOを例にシャワー水栓のポタポタの解消方法を紹介しました。とても簡単なのでぜひチャレンジしてみてくださいね。