スーパーカブ用ドリンクホルダーの自作方法 穴あけ不要 材料は100均ダイソー
節約ファン必携の乗り物、スーパーカブ用のドリンクホルダーをダイソーとホームセンターの材料で600円程度、穴あけ不要で自作する方法について解説します。
ホンダのスーパーカブは実燃費50km以上と、同じ50kmを走るなら自転車で疲れてペットボトルを買ってしまうよりよっぽど安く移動出来る素晴らしい乗り物です。
難点はスクーターの様にドリンクホルダーが無いこと。そのかわりコンビニフックはあります。そこでそのコンビニフックを取り外し、ドリンクホルダーを取り付けます。材料はダイソーの100円の自転車用ドリンクホルダー。意外と厚い塗装がされており金属製でしっかり飲み物をホールドするので、プラスチック製のものよりも振動が強いバイクに向いていたりします。
材料
取り付けるための材料はホームセンターで揃います。ドリンクホルダーのネジはホルダー分長いので別に買った方がいいでしょう。サイズはM6の15で純正と同じネジの深さになります。M6のワッシャーも2枚いるので、このようなセット品か、あればバラ売りで購入します。材質は錆びやすい場所なのでステンレスを選びましょう。純正はコストの為かステンレスではありませんが(笑)。
振動対策にブッシュとしてゴムワッシャーを使います。これもM6の物を買います。
最後に90度の折れた留め金を買います。できればこれもステンレスがいいのですが、今回は無かったので塗装のものを選びました。穴の大きさがM6のネジを通すかどうか確認してください。外した純正ネジを持っていって合わせるか店員さんに聞けば教えてくれます。
留め金のサイズですが、ダイソーのドリンクホルダーの接続部分の巾は4cmです。
なので5ミリ余裕を持って留め金の穴の中心と角までの距離が2.5cmでピッタリとなります。これが長すぎるとバイクの振動でペットボトルがホルダーごとブルブルします(笑)
以上材料でした。今回はドリンクホルダーこみで537円。ステンレスの留め金だと多少高くなります。
取り付け方
取り付けかたを説明します。まず純正のコンビニフックを外します。ドライバーで簡単に外れます。
留め金をドリンクホルダーの金具に挟み込みます。親切なことにちょうど留め金が挟み込める構造になっています。
あとで調整しますので、上のネジは留め金が軽く動く程度に締めておいてください。下は緩まないようにしっかりと締め込みます。
留め金のもう片方に、2枚のゴムワッシャーをサンドするように金属ワッシャーを付け、購入したネジを通しておきます。順番で言うと、金属ワッシャー・ゴムワッシャー・留め金・ゴムワッシャー・金属ワッシャーの順番です。
ゴムワッシャーを挟むのはバイクの振動を吸収させてネジの緩みやボトルホルダーの振動を押さえるのが目的です。
バイク本体にネジ止めします。コンビニフックの切り欠きに合わせるように横向きにピッタリと取り付けます。緩まないようにしっかりと締め込んでください。
振動を押さえるため、ドリンクホルダー下部をボディに接触させておきます。傷がつかないように、あまったゴムワッシャーを間にはさみます。
手でホルダーをボディに抑えつけながらホルダーのネジをしっかりと締め込みます。これで2点で固定されるのでドリンクホルダーが安定します。
完成です。ペットボトルはもちろん、やや太いアルミコーヒーボトルもしっかりと押さえつけてくれます。
まとめと工夫
ということで、今回はホンダのスーパーカブにダイソーのドリンクホルダーを穴あけ加工なしで取り付ける方法を紹介しました。
ポイントは留め金の選定です。これが薄すぎたり長すぎると振動でドリンクホルダーが安定せず、短すぎると距離が取れず取り付けができなくなります。穴と角との距離をよく見て選ぶようにしてください。