LightingEVER vs SGL IKEAのGU10互換LED電球対決
IKEAのハロゲンスポットライトのLED電球といえば以前紹介したLightningEVERが定番だったのですが、ここ最近(2015年)になってSGLというメーカーの格安品が出てきました。
このSGL、なんとLighting EVERよりさらに価格が安かったりします。
LED電球というと色味や光量がそれぞれ異なり、買って失敗することがよくあります。そこで今回は格安LED SGLのIKEA互換電球と純正ハロゲン、そしてLighting EVERのLED電球との比較を行います。
セット品でもパッケージは一個一個個装されています。シールには中国語が。
格安LEDということもあり陳腐な物を想像していたのですが、中をあけてみると放熱版が金属製で意外に高級感があり驚かされます。
Lighting EVERとの比較です。そちらのケースは樹脂製でいかにも格安品という印象です。そのかわり、SGLはリフレクタが無くLEDが直接見えています。
純正ハロゲンとの比較です。こちらもSGLのほうがしっかりとした造りに見えます。純正は放熱版ではなく蒸着反射板なので光が横に漏れます。
まずは純正ハロゲンを点灯してみたところ。ライト本体はTROSSです。安くてオススメです。
こちらはSGL。点灯した瞬間に光量が純正を凌いでいることに気づきます。
Lighting EVERとの比較です。色味・光量共には純正同等。点灯はスイッチを押してからやや遅れる感じです。
SGL。2700kとLighting EVERの3000kよりさらに赤みが強く感じられます。光量はSGLの方が明るいことがはっきりわかります。そのせいか、照射角もかなり広めです。
まとめると、光量はSGL>LightingEVER。赤みもSGL>LightingEVER。照射角もSGL>LightingEVERといった結果でした。
それでは一概にSGLのほうがよいのかというと、それは好みが分かれそうです。
というのは照射角が広い分、純正ハロゲンスポット独特の「陰影」が減ってしまうからです。スポットライトの陰影感が好きであればあえて照射角の狭いLighting EVERを選ぶというのもよいと思います。
また、SGLの赤みはかなり強めです。濃い電球色が好きであればそれでもよいのですが、純正の自然さを求めるのであればやはりLighting EVERかもしれません。
光量と点灯レスポンス・赤みのSGL、純正ハロゲンに近い陰影感のLighting EVER。それぞれの特徴がはっきりと表れた結果となりました。