100V工事無しの3口IHアイリスオーヤマIHC-S313-BのレビューとIHC-S313V-B/DKH3-PKとの違いについて

一般的な据え置き型IHコンロは200Vを使います。もし家に200Vが供給されていない場合は別途工事をしなければいけません。また100Vで使えるIHコンロ製品も多種ありますがほとんどは簡易的な一口プレートで据え置きで使うには物足りない感じがします。

そこでアイリスオーヤマのIHC-S313-Bは据え置き型の様に3口と十分な口数で専用スタンドSSIH-55と組み合わせることで従来のガステーブル台にピッタリおさめることが出来る人気の製品です。IHC-W3-Bは型番が変わった新型(デザインは異なりますが仕様は全く同じです)。DKH3-PKはその音声ガイド付のモデルです。

旧来のガステーブル置き場。段差が大きい

旧来のガステーブル置き場。こことアイリスの3口IHと専用スタンドSSIH-55と組み合わせることで丁度同じ高さになります。

専用スタンドは組み立て式

専用スタンドはパーツがバラバラになって梱包されています。ダホが付いているのでドライバー一本でカラーボックスの様に簡単に組み立てることができます。

丁度同じ高さに

スタンドによりシンクと同じ高さになるので段差が出来ずとても使いやすい台所になります。

3口のヒーターは左側が1400wのメインヒーター。中央は300wの保温用、右側は700wの出力となります。また全体で1400wの制限があるので左と右の同時使用時は左の出力が700wに制限されますのでハイパワーを使う際には調理順番を工夫する必要があります。

IHらしい機能としてはタイマーで自動オフのほか、左側ヒーターには湯沸かし機能もあります。これは沸騰すると自動的に保温に切り替えてくれるもので、その際にはブザーもなるので瞬間湯沸かしポット代わりに使うことができます。

1リットルのお湯は実際に何分で沸くのか

購入を検討されている方が気になるのは出力だと思いますので試しに1リットルの水が沸騰するまでどれくらいかかるかを測定してみました。

容器は一般的なステンレスケトルでフタなし。出力は左側のハイパワーモードです。参考として200vの据え置きIHヒーターで行った場合は3分20秒でした。

結果

結果は5分強。やはり200vと比べるとやや遅い感じもしますが十分実用レベルと言えるのではないでしょうか。

まとめ

電気工事しないで据え置きっぽく使えるIHという条件では択一のこの製品。IHの掃除やタイマー機能の利便性や安全性は据え置き型と比べて遜色のないレベルです。さらにスタンドの下を有効利用出来たり、持ち運んでホットプレートの様に鍋や焼き肉で使えるなど、据え置き型以上のメリットもあり、なかなかよい製品だと思います。

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