格安なのに高評価のハーフジェットヘルメット マルシンM-510のレビュー

マルシンM-510は実売5000円以下にも関わらず、アマゾン楽天のレビューで高評価を得ているヘルメットです。

ハーフジェットヘルメットは一般的に帽体が分離されておりシールドがやや手前に突き出した構造をしています。格安ハーフジェットと言えばやや大きめの印象ですが、M-510は意外とコンパクトなデザインです。

マルシンM-510

このヘルメットのシールドは長めで、あごの辺りまでカバーする仕様になっています。面長な人だとあごがでて不自然なハーフジェットヘルメットがありますが、これはそんなことはなさそうです。

長いシールドにも関わらず、地面に置いたときは後ろにバランスがとれてシールドが下につかない様に工夫されています。

速乾素材の内装は取り外し可能

内装はパッケージにはクール素材と記載されています。よくあるCOOLMAXなどと同じものでしょう。表面のパターンも同様の物に見えます。厚さはそれほど厚くなく、頭部への圧迫感もほとんどありません。

対して耳の部分の内装はやや厚みがあり、フィット感が強めの設計になっています。耳の周辺の空間は大きくとられているので耳自体への接触はありません。ちょうど大きめのヘッドホンをつけているような装着感です。

ワンタッチ式。メットホルダー用のリング付き

あごひもはワンタッチ式です。メットホルダーにも使える様に、リングもついています。樹脂製ですが、厚みがありしっかりとしていて125cc以下の速度域で外れる事はなさそうです。

内装を外すとベンチレーションの穴が見える

内装を外すと塗装されていないスチロール素材が見えます。高級ヘルメットになるとこのあたりが着色されて格好がいいのですが、ここはコストカットの表れでしょう。ベンチレーションの穴も見え、そこから後頭部へ空気を通すスリットが伸びています。

頭部ベンチレーションはスライド式

頭部のベンチレーションはスライド式です。ここをスライドさせると先ほどのスリットにエアが流れていく仕組みです。スリットは後述する後頭部ホールまで続いています。

後頭部ホール

後頭部ホールです。ベンチレータからの空気がここから抜けます。

実際に頭部ベンチレーションを開いて走行しても、頭部に体感できるような風の入りはありません。構造的に、直接風が頭部にあたるのではなく、スリットを使って先ほどの内装材を乾かすのが目的の構造の様です。

夏場に30分ほど走行しましたがベンチレータ無しのヘルメットと比較して頭部のムレは少ない印象でした。

耳部ホール。外の音がよく聞こえる

耳にもホールが開いています。耳の空間が広いので、外の音がよく聞こえます。こちらのベンチレーション効果はなさそうです。

低速時が気持ちいいシールド全開時

M-510はそのシールドが特徴です。そのグラデーションシールドは上部が青みがかかったUVカット仕様で下部はクリアに滑らかに色が変わっていきます。

全開時はほぼ水平にまで開きます。視界の妨げはなく、ジェットタイプならではの風の取り込みで頭部全体が涼しい開放的な走行が楽しめます。

ゴーグルの様に使える1段階目。中速域に

シールドは途中で段階が切ってあります。1段階目はクリア部分が目の部分だけを覆い、まるでゴーグルのように使え、風や、虫、飛び石から目をガードします。クリア部分なので視界も明るいです。風の通りは全開時とそれほど変わりません。

2段階目。目の前の空間が広いのはハーフジェットならでは

2段階目で閉めた状態です。シールドが長いので顔全体を風から保護します。1段階目からシールドを閉めた瞬間に視界がブルーに変化します。シールド上部の着色部が目の前に来るからです。つばの部分が長いのもあいまって晴天の日でも眩しくなく快適です。

この状態で前面からの走行風はほぼ入ってこなくなります。暑い日だと内装がフィットしている頬のあたりがやや熱い印象ですが、頭部に関してはベンチレーションが効いているのかムレは感じませんでした。

通常のジェットヘルメットよりも顔の前の空間が広いので雨の日の曇りも比較的少なそうです。

シールドは交換部品も用意されており3種類(クリア・グラデ・スモーク)から選ぶ事もできます。格安ヘルメットだとシールド交換ができない使い捨てのタイプもあるので、こういう保守性もよいところです。最後にシールド脱着方法を忘れそうなので資料を掲載しておきます。シールド脱着方法

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