富山呉西最後の鉄泉秘湯 神代温泉こうじろおんせん(富山県氷見市神代)

鉄が混じった茶褐色の湯と人里離れたノスタルジックな雰囲気、富山県氷見市の神代(こうじろ)温泉はまさに秘湯です。

大抵のナビは高岡側から県道361号を案内しますが、この道は狭く冬期閉鎖されるのでおすすめできません。北側の県道296号線から南下した361号線からのアクセスがおすすめです。

県道には案内看板がありますので迷う事はありません。山間部の田んぼの中に渋い門構えの神代温泉が見えてきます。

門構え

玄関をくぐると愛想のいい女将さんが出迎えてくれます。入浴料は500円。玄関の休憩所にドライヤーもあり浴室にはリンスシャンプーも用意されています。

休憩所を初め廊下からトイレ・浴室の入り口にいたるまで昭和の時間がとまった様な雰囲気。秘湯マニアであれば魂をくすぐられること請け合いです。

浴室の入り口

脱衣所も渋い造りで味があります。狭い部屋の壁には数段の棚があり、そこに衣類いれの籠が並びます。洗面等はなく本当に脱衣所のみです。

衣服を脱ぎこれまた珍しいフリーのドアをくぐると、そこには茶色く濁った岩風呂が一つ。大きさは5人くらいでいっぱいになる程度です。男女の間はすだれで仕切られています。以前は本当に向こう側が見えるくらいだったのですが最近では隔壁シートが強化されて全くみえません。女性の方も安心して入浴できるようになりました。

お湯はナトリウム塩化物泉でph7.3。源泉かけ流しの42.5c。かけ流しの湯はここから200mの場所から自噴してこの湯船に注がれます。空気に触れず流れてきた湯は無色透明でやや塩気があります。成分には鉄が多く含まれこれが湯船で空気とふれあい酸化、この赤錆の色になります。よく見ると岩や床のタイルも茶色に染まっており、この神代温泉独特の雰囲気を作っています。

ややぬるめの湯ですが長くつかるととてもぽかぽかと湯冷めする事はありません。鉄泉は北陸でも珍しく、婦人病に効果があると言われています。

湯上がりには玄関の休憩スペースで冷たいお茶も出してもらえます。

玄関の休憩スペースにはドライヤーとお茶のサービス

特徴のある鉄の湯とノスタルジックな雰囲気。ここ神代温泉は富山県西の最後の鉄線秘湯と呼ぶに相応しい場所です。

項目 三段階
混雑度 ☆☆☆
設備 ☆☆
泉質 ☆☆☆
昭和の雰囲気 ☆☆☆
価格満足度 ☆☆☆

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