DA64Vエブリィのプラグ交換方法 加速時に不安定な症状を改善

DA64Vエブリィのプラグはイリジウムプラグです。とは言っても10万キロも持つものではなく推奨交換距離は2万キロ程度。かなりの頻度で交換が推奨されています。

ところが2万キロをこえるといきなり壊れるようなものではないのでダラダラと使い続けはや14万キロ。さすがに加速時3000RPMあたりでもたつく様になってきました。

必要な工具はエクステンション付きのソケットレンチ(8mmから)とラジオペンチとマイナスドライバー(カプラ外すのに)、そして16mmのプラグレンチです。エブリィの場合はプラグ付近が入り組んでいるので首振りのプラグレンチは必須です。

ホームセンターで1000円くらいでした。

助手席下。丸の位置にプラグが埋め込まれている

エンジンは助手席の下です。写真の丸の位置に黒い樹脂製のカバーが見えます。プラグコードはないダイレクトイグニッション方式です。

プラグ周辺の取り外し必要箇所(クリックで拡大)

ターボ車の場合は特にですが、カバーを外すには周辺パーツを少しどかす必要があります。

ホースを一カ所抜いておく

まず、カバーの真上のカプラ。これは工具無しで右側にスライドすればとれます。1カ所だけホースを外さないととれないのでラジオペンチなどで慎重に外します。

カプラをはずしたらそのステイをボルト2カ所を外しずらします。完全に取り外す必要はありません。

ここまででカバーの4本ボルトをはずせばそれを綺麗に取り外せます。

カバーを外した所。ダイレクトイグニッションの頭が見える

カバーを外すと気筒数の3つ、カプラが見えます。ここが点火部です。カプラのつめを押さえてマイナスドライバーを使いカプラを外します。断線したら厄介なので慎重に。

カプラを外し丸印のボルトを抜いたらイグニッションを手で引けば簡単に抜き取れます。

入り組んでるので頭が回る16mmプラグレンチは必須(1000円くらい)

この奥にプラグがささっています。専用のプラグレンチで取り外します。

最初は非常に固いのでメガネレンチも併用

始めてプラグ交換する場合は恐ろしく固いのでレンチだけでは無理だと思います。しっかりプラグに噛んでいることを確認してメガネレンチをテコの要領で引っかけ力を加えます。

(ここでプラグを舐めると延々にプラグ交換が出来なくなります。自信の無い方は専門業者に任せて下さい。自己責任で)

左側気筒のプラグでレンチが干渉する場合は手前のパーツを外しておく

3気筒のうち左側はレンチが干渉するので、さらに手前の部品も外しておきます。ゴミが入らないようにウエスを入れてください。

14万キロ走ったプラグ。先がボロボロ

14万キロ走ったプラグです。軽自動車なので平均回転数が高い分普通車よりも劣化していると思います。見た目がもうボロボロでいつ気筒停止してもおかしくない状態でした。

使ったのはNGK プレミアムRXプラグ です。ターボ車とは共通です。ただし年式(H22.5)で型番が変わるので通販の場合は必ず照合してもらいましょう。

DA64Vの4型以前か5型以後かでプラグが変わります。型の見分け方は運転席側のドアを開けたコーションプレートのEVDY-xxの文字。このxxが型を意味します。EVDY-4だと4型といった具合です。

4型かそれ以前

5型かそれ以後

新しいプラグを締め付ける時も舐めない様に慎重に行います。手で回らなくなってから半回転が目安です。これ以上回すとネジを破壊します。

カプラやホースをつけ忘れのない様に戻して完成。もたついていた加速が非常にスムーズになりました。目標30万キロです。

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