iRig BlueboardとAmplitube AcousticでウクレレやアコギでもiPhone/iPadでフットペダル操作とその機能一覧

パッケージ

iRig BlueboardはiOS用のBluetoothフットペダルです。iRigシリーズのギターインターフェースと組み合わせればiPhoneやiPadをマルチエフェクタの様に使う事ができます。

内容物はシンプル

内容物にはケーブルなどは入っておらず、本体と取扱説明書のみ。特にペアリングする必要もないので、操作はスイッチを入れるだけ。説明書も覚える事はほとんどありません。

背面には単4電池ケースとスイッチ。microUSBも見える

背面にはそのスイッチと単4電池4本を入れるケース。電源はアルカリで50時間、ニッケル水素で25時間使えるとのことです。よく見るとケースの中にはmicroUSB端子も。説明書によればファームアップ用の端子でここからも給電可能なのだとか。とはいえケーブルを取り回す切りかきがないので実際にUSB電源駆動させるには一工夫必要そうです。

専用アプリをダウンロード(Amplitubeを使う場合は別にしなくてもいい)

iRigBlueboard自体はAmplitube専用という訳ではなく汎用のMIDIコントローラーなので、基本的な動作は専用アプリを使って設定します。Blueboardの電源を入れるとアプリ起動時に選択画面になるので選ぶだけです。簡単ですね。

専用アプリで動作設定

大まかな動作としてはプログラムチェンジモードとコントロールチェンジモードがあります。それぞれ信号にバンクを持て、外部入力ペダルと共に好きな番号をアサインする事が出来ます。バンクの切り替えはA/Bボタンをそれぞれ長押しする事によって行う機能もあります。他にもバックライトの輝度やON/OFFも設定出来ます。

残念ながらApple純正のガレージバンド(GarageBand)はMIDIコントロールをサポートしていないのでBlueboardを使う事は出来ません。

Amplitubeからも直接操作できる

ほとんどの人が使うであろうiRigの純正アプリAmplitubeは内蔵でBlueboardをサポートしています。使い方は専用アプリと同様にBlueboardの電源を入れて選ぶだけ。

プリセットをワンタッチで変更

プログラムチェンジモードではたくさんあるプリセットから4つを選んでワンタッチでプリセットを変更する事が出来ます。Blueboard表面のLEDは全体が点灯している他、現在選択されているプリセットが明るく点灯してくれているので暗いステージでも容易に状態を見る事が出来ます。

DirectFXモードではエフェクタを個々にオンオフ出来る

もう一つのDirectFXモードでは接続された仮想エフェクタを個々にON/OFFすることが可能です。ちょうどエフェクタのスイッチを踏み込む感じです。画面上のエフェクタのスイッチが青くなるのが面白いです。

設定からは更に細かい動作変更が

そこで疑問に思うのは、「プリセットを大まかに変えてから個々のエフェクタをオンオフするにはどうしたらいいの?」ということです。問題ありません。設定からはさらに細かい調整ができます。用意されているたくさんの機能から好きなものをいずれかのスイッチに割り振ることができるのです。これは上記のプリセット変更やエフェクタON/OFFに優先されます。

列挙すると

です。例えばモード切り替えをDボタンに設定しておけば、任意にプリセットモードとDirectFXモードを切り替える事が出来るという訳です。(その場合はプリセットとFXは最大3つになります)

ルーパーにはフットペダルは必須

ルーパーはBlueboardを買ったら是非使いたい機能です。単体アプリでもLooperHDなどがありますが、Amplitubeにも内蔵されています。

フットペダルを踏むと4本のトラックから対応したものが録音状態に、もう一度踏むと今録音された音がループ再生されます。例えばフットスイッチA/Bをプリセット切り替え、C/Dをルーパーの制御にすればこんなプレイも可能かもしれません!?

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