激安エコキュートを使い工事費込み41万円でガスをオール電化にする

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ガスと灯油と電気湯沸かし器、どれが一番経済的かは昔から議論されていることです。ガスは基本料や使用量が高い反面、湯沸かし器は安価、電気はその反対でランニングコストが安く湯沸かし器が高価、灯油は基本料をゼロ円に出来ますが燃料価格の影響を受けやすく湯沸かし器も安くはないといったところです。結局は湯沸かし器の耐久性や燃料の料金次第となりはっきりとした答えはありません。

しかし、今もしプロパンガスを使っていて丁度、買い替え時であり、エコキュートを安価に設置できるのであれば大抵は数年で元はとれると思います。ポイントはなるべく安くエコキュートを手に入れて設置すること。例えばオール電化にして月にガス代が6000円節約できるとしても、エコキュート設置に80万円かけたのであれば元をとるための年数は11年強。最近のエコキュートは11年位はもつ筈ですが、元を取ったころには湯沸かし器の買い替え時です。もしそれが41万円で設置できたとしたらどうでしょうか。その場合は6年弱。耐用年数を短く見て10年としても残りの4年間はまるまる月6000円浮く計算になります。

ここでは筆者の経験を元になるべく安くガス給湯器をエコキュートにする為のノウハウを紹介します。ただもちろん、買い物は安さだけがすべてではありません。機能や保証などの満足感や安心感は重要な要素です。あくまで節約を再重要視したい場合の一例としてご覧頂ければ幸いです。

ちなみに調理は既に電気化されているとします。最近は安価なIHヒーターが手に入る様になったので自分で簡単に交換ができます。

フルオートvs給湯専用器

エコキュートにはフルオートタイプと給湯専用タイプがあります。初めてカタログを見た時は何の事かわからないです。フルオートとは簡単に言うと追い炊きがあるかどうかです。フルオートは追い炊きがあり、自動的に湯はりや温度調整をやってくれます。ただし既設の風呂釜には循環用穴あけが必要になります。給湯専用タイプは文字通りお湯を落とすだけです。

最近では給湯専用とフルオートの値段差はほとんどありません。満足感はフルオートの方が遥かに高く、学習機能により結果的に節水にも繋がるので、迷わずフルオートを選ぶべきでしょう。穴あけコストは条件によりますが1−2万円程度となります。

カバーはいるのか

エコキュートはなぜかカバーがあるものがあり別売りで1万円程度。これは無くてもよいのですが、見た目が悪いのと、環境によってはネコなどの小動物の侵入をふせいでくれたりとあった方がよかったりします。カバーだけで単品売りで格安でしている通販業者もあり、エコキュートとはバラバラで買った方が安く済むこともあります。

通信販売vs量販店

エコキュートの定価と実売価格の差は驚く程大きく、70%引きなんていうのもよく見かけます。不思議な値段付けですが、住宅設備にはよくあることのようです。狙い目は型落ちモデル。メーカーにもよりますが型落ちモデルであれば2015年現在、通信販売で送料込み20万円を切るものもあります。

家電量販店でも、型落ちモデルを扱っている所があります。さすがに通販価格まではいきませんが、量販店の場合は工事も任せられる分、トラブルがあったときの窓口に困る事はないでしょう。

通信販売の場合の設備業者選び

通信販売の場合は自分で設備業者を探すことになります。エコキュートをつける業者は2つ、設備業者と電気工事業者です。タウンページで周りの設備業者と電気工事業者を調べて、いくつか電話してみましょう。特に設備業者については通販部材手配の場合は嫌がるところが多いです。最近ではそれでもOKな業者もたくさんありますので、だめもとで聞いてみて、大丈夫なら数社に見積もりに来てもらいます。その時に、通販の配達の段取りもしておきます。というのは激安系通販の場合、運送業者が一人で来るためエコキュートの運び出しを手伝わなければいけないからです。設備業者に直接配達して預かってもらえるのがベストですが、家まで配達の場合は保管場所や人足などに気をつける必要があります。

電気工事業者はエコキュートの電源を用意と電力会社への申請も行います。こちらもエコキュート対応可能であれば見積もりを出してもらいます。できれば数社に見積もり願いするとよいでしょう。

家電量販店の場合

家電量販店は部材の手配から設備業者・電気工事業者の手配まで一括でやってくれるので楽です。それでも、例えば電気工事業者だけはこちらで手配させてくれる店もありますので、上記の見積もりと照らし合わせて電気工事だけ自分で選定というのもありです。

また量販店の場合は、長期保証がパックになっている場合があり、それを外すだけでずいぶんと安くなる場合もあります。もちろん保証は重要なのでよく考えて選びましょう。大抵は量販店保証を外してもメーカー保証が5年程度効力があります。

購入元と業者の決定

量販店vs通信販売+個別業者選定、それぞれの見積もりを比べます。量販店が電気工事業者を選択出来るのであればその組み合わせも比較します。納得出来る組み合わせが見つかったらGoです。他の業者にお断りを入れるのを忘れずに。

工事の打ち合わせ

通販の場合はエコキュートの配達日と場所を決める必要があります。かなり大きくて重いので2人は手伝いが必要と思った方がよいでしょう。設置業者で受け入れてもらえればベストです。

量販店にしても通販にしても大まかな流れは「基礎作成」→「乾燥」→「電気工事」→「設置工事」→「電源起動作業」となります。基礎はコンクリートの下地を作る作業です。業者によっては単なるパネルを入れるだけの所もあるのですが、安定性が心配なので見積もり内容を確認する様にしましょう。

乾燥である程度間を開けてから電気工事です。電気工事と設置工事はある程度重なって行えます。電気工事業者と設備業者との連携が大切なので、通販の場合はどちらかに段取りを任せるようにしましょう。量販店の場合は勝手にやってくれます。

電気工事からの工期はだいたい1日か2日程度です。

設置完了後の設定

エコキュートは夜間電力を利用します。夜間電力契約は電気会社によっても異なるので、設置完了してからマニュアルに従って「時計設定」と「電力契約設定」を必ず行います。ここを間違えたら高額な時間帯に湯沸かしが行われ、請求にびっくりすることになります。

エコキュート設置後にお湯はいつ使えるのか

エコキュートは夜に湯を湧かすので、設置後の夜はお湯は使えません。お湯は出る事は出ますが間に合わないので水勢が弱かったりします。実際に使えるのは明朝からになります。

気になる水の勢い

エコキュートは水の勢いが弱いとよく言われます。実際は元の水圧や使い方にも依存します。水圧の高いハイパワータイプはやや高め。標準タイプで水圧を強くする工夫をしたほうが節水にも繋がります。節水型シャワーヘッドは水流の工夫で水圧をあげます。また、給湯温度をあげて、サーモスタット水栓で調整するというのも一つの手です。ガス給湯器でこれを行うと湧かした水を薄めるので不効率ですが、エコキュートの場合はすでに一定温度に湧かしてある水を割るだけなので、それほど問題はありません。

節約とエコキュート

ガスは感覚的にはほぼ無限に使えるのに対して、エコキュートは車のガソリンの様に残量計を見ながら使う事になります。なので湯沸かしコストだけではなく、自然と水の節水にも気を配るようになります。水量は学習され、無駄に湧かされないので水道代・電気代共に最適化されていきます。

使う人間側の節水意識まで改善してしまうエコキュート。これは余りうたわれてない意外な効果と言えるでしょう。

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