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複雑な数列も丸暗記 呪文数値記憶法
ロッカーが大量にあるとしましょう。いま靴をいれたロッカー番号は325085923451番です。覚えられますか?ちょっと難しいですよね。ごろ合わせで覚える方法もありますが、これくらいの桁になるとなかなか思いつきません。
それでは「ちほんごじてた」という呪文だけ覚えてください。上記の数値よりは遥かに短いですよね。繰り返して唱えることで不思議と呪文は頭の中に記憶されます。そしてこの「ちほんごじてた」は325085923451を表します。
ここではそんな「呪文」を使った数値の記憶法を紹介します。
上の桁の表
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
か | さ | た | な | は | ま | ら | が | ざ | ば |
下の桁の表
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
あ | い | う | え | お | あん | いん | うん | えん | おん |
手順
- 数値を2桁ずつに区切ります。例えば下駄箱のロッカー番号は1234だとして覚えなければいけないとします。その場合は12と34にわけます。
- 区切った数値の上の桁を上の桁の表から仮名にします。例えば1だと「か」、3だと「た」です。
- 区切った数値の下の桁を下の桁の表から仮名にします。例えば2だと「い」、3だと「う」です。
- 2つの仮名を子音と母音と考え、一つの仮名にします。例えば「か」と「い」だと「か行のい」で「き」になります。「た」と「う」だと「た行のう」で「つ」です。
- それぞれの2桁ごとに仮名にかえていきます。1234は「きつ」になります。
- できた言葉からイメージを想像します。それぞれの仮名の間には「ー(長音)」や「っ(小さいつ)」をいれてもかまいません。例えば「きつ」は「きつー」にして、「ゆとりがなく、窮屈である感じ」と想像します。これが「呪文」となります。
- 上の呪文イメージとその数値と関連づけて覚えるものを同時にイメージし、その情景を記憶しておきます。例だと「ロッカーがゆとりがなくてきつい感じ」というイメージでしょう。
以上です。この方法は単なる数値の羅列よりも情景の方が記憶しやすいことを利用しています。「ロッカー」をイメージしてみてください。「きつー」という言葉も連想されたでしょう。そこから逆の手順で数値にするというわけです。
終わりに
呪文記憶法は有効な場合とそうでない場合があります。たとえば上記の例の1234のようにその数列自体が覚えやすい場合はそのまま覚えたほうが簡単です。 有効な場合は最初の例のように長い数列の場合。たとえばクレジットカード番号なんかはとても長い数列ですよね。そんなとき呪文記憶法が力を発揮します。
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