内川スポーツ広場の橋の看板をたどったその先「山のパン屋さん」はこんな所 でした(石川県金沢市平町千本桜展望台)

金沢市内から末町を抜けて辰巳ダム、犀川ダムに向かう途中の犀川の対岸には内川スポーツ広場という公園があります。公園もその周りの道も景色がよく、休日にはサイクリングやお子様連れで賑わいます。

滝亭の横、内川スポーツ広場へ犀川にかかる橋のたもと

そんな内川スポーツ広場へ架かる橋のたもとに看板があるのをご存知でしょうか。

山のパン屋さん?

地図もキャラクターも半分で切り抜きムードが満点ですが、きつね色のパンの写真は香ばしそう。山でパンを食べるのは、海で魚を食べるみたいなものできっと美味しいに違いありません。

看板の下には大きな赤い矢印。よくある「この先何メートル」の記述はないので、きっと先に見える坂を登った側にあるのでしょう。

坂を登るとまた看板

矢印に従い、坂を登って見ると民家が並ぶ集落になります。そこにはまた看板が。大きな赤い矢印はさらに先を向いています。これはもしかしてオリエンテーリング!?

埋蔵文化財センター横の分岐

埋蔵文化財センターの橋のたもとまで来てしまいました。ちなみにここは無料で展示が見れる遺跡マニア必見のスポットです。

交差点の向かい側にはまた「山のパン屋さん」の看板。その先には集落があります。なるほど、この中にあるのですね。

人里を過ぎ棚田風景に立つ看板。その先は・・

しかし集落にもそれらしき建物はありません。見落とさないように両サイドを注意しているのですが。辺りは建物が少なくなり田園が広がり出します。もしかしたらもう店がないとか・・・。それにしては看板は新しそうだったのですが、、、と思っているとまた看板。そして例の真っ赤な矢印が自信満々に指し示しているのは・・・山!

もしかして通り過ぎてない???

辺りは民家が一切なくなり杉林に囲まれ蛇行した道が続きます。

例の看板も見当たらず、距離もずいぶん来ました。もしかしてはるか前に通り過ぎたのではと不安がよぎります。・・と思うと

あった!

ありました!例の看板です。どうやら雰囲気とかじゃなく本気の「山のパン屋さん」の様です。

よく見ると今までなかった時間も書いてあります。あと2分だそうです。

ようこそ平町 千本桜の里へ

2分と言っても細い山道は緊張します。もう随分高度も上がり谷間を挟む人気のない山並みに囲まれます。

また距離と共に不安になりながらも進むと、突然に民家が立ち並ぶ集落にたどり着きます。大きな看板で「ようこそ平町 千本桜の里へ」。

公園のように案内板もあり、脇には野菜の無人販売所がちらほら見えます。うめぼしや原木しいたけが並べられており竹などで作られた容器にお金をいれて買うシステムです。

最後の看板

そして・・・ありました!たしかにパン屋さんです!「いらっしゃいませ」の花模様が安堵感を感じさせてくれます。

山のパン屋さんFlatness

山のパン屋さんFlatnessはこの千本桜の里 平町にある手作りパンのお店です。スポーツ広場から随分走った気もしますがその距離は約4キロ。車だと20分くらいでした。

朝たくさん作ったパンは午前中にほとんど売れるのだそう

午後4時位でしたが、また開店していて、きさくなお母さんが出迎えてくれました。この店は土日のみの営業でパンはなくなり次第終了なのだそうです。

一番人気は4種類の味が楽しめるマーブルパン

一番人気はチョコ・抹茶・クリーム・チーズと4種類の味が楽しめるマーブルパン。真っ白な食パン記事にきれいな色彩の筋模様が食欲をそそります。

ぶどうパン男性に人気なのだとか

菓子パン系はどれも香ばしい茶色が印象的。予め注文しておけば、卵を抜いた生地でも作ってくれるそうです。

イートインもOK

店内にはおおきな切り株のテーブルが設けられており、その場で田園風景を眺めながらイートインでカフェもできます。

のどかな田園をみながらカフェ

外側にもテラスがあります。店自体が展望台の様になっているので眺めはとても良く、山並みがとても落ち着きます。

ドリンクメニュー

今年(2017年)で13年目のこのお店、過疎化が進んでいたこの平町を再興する為に町の出身だったご主人が戻って始められたのだそうです。最初は採算度外視だったのですが、今では一日百人近くも人が訪れる人気店に。ただ、もともと金土日営業だったのですが現在ではご年齢で土日だけ営業されているのだとか。

場所と話題性からかサイクリストやバイクツーリングでもよく立ち寄られるそうです。ちなみに麓からついたどってしまう例の目立つ看板はそのご主人が作られたとのこと。

ついでに千本桜展望台へ

この平町、なんと1300年の歴史があるらしく、弘法大師が訪れた記録もあるそうです。町の入り口には弘法大師の湧き水があり喉の渇きを潤すことができます。

千本桜は山の斜面に植林されたさまざまな種類の桜によるもので、歩いて簡単にのぼることができます。ついでに行ってみました。

車幅ぎりぎりだが途中までは自動車で行ける

案内板があるのでそれに従い車で途中まで登ります。

こっから車で入ったらだめなんやぞ

「こっから車で入ったらだめなんやぞ」は石川県弁で「ここからは車で入ったらだめなんですよ」の意味。看板の手前に2台程度駐車できる場所があります。

山にあるもんとらんといてー

「山にあるもんとらんといてー」は同じく「山にあるものを取らないでくださいね」。いいものがあっても持っていったら駄目ですよ。

意外とハード

距離的には短いですが、勾配はまあまあなので気を抜かないようにしましょう。きれいに整備してあり桜の木が一面に植林されています。

頂上からの山並みは最高。桜の季節は千本桜がピンクの絨毯に

やがて山頂の展望台。雄大な山並みを見ながら買ってきたパンとおいしい弘法の湧き水を頂くのが平町スタイルです。

参考

新聞記事1

新聞記事2

新聞記事3

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