全周ほぼ完全フラット 河北潟完全一周サイクリングコース(30.8km+70m/石川県内灘町より)
河北潟は石川県最大の潟湖です。周囲には湖岸平野が広がり、そのフラットな道路にはロードバイクが往来する姿がよく見かけられます。一口に周回コースといっても様々で静かな北側だけをまわるショートコースや津幡の峠まで絡めたルートなど様々です。ここでは河北潟を完全な意味で一周するコースを紹介します。
スタート地点は内灘大橋のたもと、内灘サンセットパークです。ここは車もパークしておくことができ食事も可能なので内灘かほくサイクリングの拠点として便利な場所です。
道の駅はロケーションもよく、天気のよい日には白山連峰を初め大笠山大門山、医王山、そして立山剣岳の北アルプスも展望ができます。そして下には巨大な河北潟を望み、横には巨大な吊り橋、内灘大橋が懸架されています。まずはこの大橋を渡りましょう。
左手には日本海、右手には湖ととても景観のよい橋です。橋を渡るとすぐに交差点があるのでそこをくだります。急激な蓮泉坂が下方にのびていますので慎重に降りましょう。斜度はかなりきつく逆方向には登りたくない坂です。
下にはすぐに交差点がありますのでそこを右・左と折れます。ちょっとわかりにくいですが、潟の横に向かう感じで進めば迷うことは無いと思います。
ここからはフラットな快走路が延々と続きます。以前はでこぼこしていましたが最近(2013年現在)は再舗装もほどこされておりタイヤの回転も非常にスムーズです。この直線、晴れた日にはその先に立山連峰も見ることが出来ます。
橋を一つ超え道は段々と河北潟の東部承水路に沿って左に曲がっていきます。気がつくと左手には先ほどの内灘大橋が遥か遠くに見えます。
道は段々と細くなっていきます。排水機場の所は行き止まりなので左に折れて西武承水路に向かう頃になると回りには車もなく広がった平野に囲まれています。微かに畜舎のカントリーな香りが感じられます。
右手に橋が見えて車の往来が多くなってきたら折り返し地点はもうすぐです。右折してうちひずみばしを渡ります。
そのままサンクスが見えるまで直進します。サンクスを回り込む様に交差点を右折。あとはしばらく道なりにまっすぐです。コンビニで休憩してもよいでしょう。
折り返してからは再び河北潟中央方向に戻ります。先ほどとは対照的に車の往来は多くなってきます。それでも走りやすい方だと思います。正面遠くには白山御前峰が見えます。
津幡町に入り、町独特の白鳥をかたどった案内標識を見ることができます。
フラットな道路をひたすら道なりに。右手に金沢競馬場が見えてきたら湘南公園東交差点を気にしましょう。そこを右折して競馬場内に入っていきます。
競馬場はレース開催日には混雑します。車の出入りには気をつけましょう。競馬場を過ぎると右手に免許センターの特徴のある塔が見えてきます。競馬場とこの免許センターはこの辺りの象徴的な施設です。
ここから交差点に注意してください。東蚊爪北を左折、大浦を右折です。間違えない様にしてください。
しばらく走ると河北潟を渡る巨大な橋、清湖大橋にたどり着きます。ここを渡り内灘の街中にもどります。大橋はロードバイクであれば車道を通ればスムーズに向陽台まで行けます。ミニベロやクロス、また自信の無い方はここで歩道に入れば階段はありますが安全に向陽台にたどり着けます。お好みで。
向陽台の交差点にたどり着いたら右折。あとは内灘の町並みを眺めながらまっすぐ進めばもとの道の駅です。
全長30.8kmのほぼ完全フラットな河北潟一周自転車コースでした。是非天気のよい日に白山・大門山・医王山・立山・宝達山と石川富山を代表する山々と美しい河北潟を眺めながら走ってみてください。ミニベロやクロスバイクでのんびり風景を楽しむのもよいでしょう。