浴槽のなかなかとれない青い染み汚れが○○で消えた話
気がついたら浴槽に青色の染み汚れがついている事があります。洗剤などでこすっても落ちずとても厄介な汚れです。
ここではそんな厄介な浴槽のなかなか取れない青い染みをとる方法を紹介します。
浴槽の青い染みの正体
これは配管の銅の成分が石けんの成分と結びついて出来た錆の一種です。一般的な浴室洗剤がターゲットとしているたんぱくや油汚れとは性質が異なるのでとれないという訳です。
このよごれの対処方法としてQAサイトなんかでよく出ている対処方法は
- アンモニア水10%溶液で染み抜きする
- 酢と塩を1:1で混合したものでこする
- 専用洗剤で落とす
といったものです。この専用洗剤というのは高いもので9000円位よりするので、失敗のリスクを考えるとなかなか手が出ません。
今回、この中の一つの方法で完全に青色汚れを落とす事が出来ました。
酢と塩
酢と塩です。上記の中でも一番入手が容易で安価なものです。量は1:1なので、容器に塩を入れ、塩が浸る位に米酢を入れればOKです。
布たわし
これだけでは心もとないので汚れ落とし用の薄手のたわしを用意しました。これは100均一ですがホームセンターなんかにも似た様な製品があります。浴槽を痛めないものを選びましょう。
浴槽の青い染みをとる
あとは、酢と塩の混合液を汚れに塗り、しばらくしてからたわしで徹底的にこすります。
力を入れてこすると、ざらざらとした手応えがありポロポロと青色の錆が酢に溶けてきました。スポンジを見ると青色が。確かにとれています。
けっして楽ではありませんが、少しずつ確実に落ちているのがわかります。
ということで酢と塩だけで頑固な青色汚れをとる事ができました。アンモニアよりもコストパフォーマンスに優れた結果となりました。
終わりに
汚れには様々なケースがあり、酢と塩でも落ちないケースもある様です。アンモニアも換気が必要などちょっと扱いにくく、効果も確実ではありません。
青色汚れの鉄板の製品は「リンレイ 水アカ分解」というものです。こちらは先の専用洗剤と比べるとずいぶん安い割には、ちゃんと説明書きに青色錆対応がうたわれています。
ということで、酢と塩でダメな場合は湯アカ分解という流れが無難なのではないでしょうか。ちなみにこの製品、近くのホームセンターや薬局では見つかりませんでした。ネットでは手に入るみたいです。