エブリィやアトレーなどの軽バンに乗用タイヤを履かせるには Javascriptタイヤ直径計算機 [タイヤサイズ計算機]

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計算


軽トラックや軽バンは車両分類的には軽貨物となり4ナンバーです。メーカー出荷時の状態ではタイヤは145R12 6PRのタイヤが採用されています。これは乗用車用のタイヤの155/65R13などの表記とは異なりPR(プライレーティング)表記です。6PRの6の数値が大きいほど耐加重性能が高いことを表します。扁平率(/65の部分)はなく、暗黙的に85とされています。これは巾に対する扁平率です。その巾は145の部分に該当します。R12はホイールが12インチ(1インチ=2.54cm)ということを表しています。

ここで乗用車タイヤを履かせるには2つの要素が重要になってきます。耐加重性能とタイヤ外径です。

乗用車用タイヤには155/65R13などの後に80Vなどの表記がついています。これがLI(ロードインデックス)で、上記のPRに該当します。対応表からKg値が得られます。80だと350Kgです。

またタイヤの外形は巾x扁平率x2+インチ数*25.4で求まります。145R12だと145x0.85x2+12x25.4=551.3mmです。ここで155/70R13の外形は155x0.70x2+13x25.4=547.2mm、155/65R13の外形は155x0.65x2+13x25.4=531.7mmなので前者は少し小さい、後者はもう少し小さい計算となります。また1インチ大きい155/65R14の場合は557.1となります。

タイヤ外形が変わると干渉の問題以外にもスピードメータの誤差が発生します。車検においては一定の誤差は認められるので上記程度であれば問題ありません。

結論としては350Kg積載の場合は155/65R14もしくは155/70R13の80V以上が互換性があるといえます。またアルミホイールを使用する場合はJWL-T刻印があるものを使用してください。注意点としては車検時には検査担当や地方によってはPRタイヤでないと通さない場合があります。予め陸運もしくは検査協会に確認しておくことをお勧めします。

補足ホイールサイズ記号の見方

ホイールは12x4Jなどの表記がされています。12が直径インチ数、4が巾インチ数です。また4穴PCD100オフセット+43等の表記については穴の数はボルト数、PCDはボルト間mm、オフセットはホイール内側からハブへのオフセットmmです。ボルト数とPCD意外はある程度交換元と異なっていても収まる場合がありますが、フェンダーからはみ出てしまったりした場合は車検が通らないので気をつけましょう。

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