Windows11でiPhoneの通知を見れるスマートフォン連携のCPU使用率が高い?原因と対処方法
デスクトップ通知でiPhoneに来た通知を見れるWindows11のスマートフォン連携ですが、タスクマネージャを見るとCPU使用率がやけに高いので対処方法を紹介します。
平均1.3%!?
Windows11のスマートフォン連携は大きく分けて3つの機能があります。
- 通知の表示
- SMSの送受信
- PCからの電話
上のうち、ほとんどの人は通知の表示の為だけにスマートフォン連携を使っているのではないでしょうか。わざわざSMSはともかくPCから電話する必要もないですしね。
通知の表示はとても便利で、例えば2段階認証のSMSが来た場合、認証コードをデスクトップ通知からブラウザにコピーペーストといった使い方もできます。
ですので、通知の表示だけのモードを用意してほしかったなと思います。
で、その通知の表示だけをする場合、iPhone側のBluetooth設定で通知共有だけをONにしておけばよいのですが、タスクマネージャを見ると、このスマートフォン連携、やたらCPU使用率が高いのです。
何もしていないときでも1.3%以上を消費しています。ただ通知を受け取りたいだけなのにこの使用率はちょっとゆるせません。
ここでは、このCPU使用率を抑える方法を紹介します。
デバイスマネージャより不要なデバイスを無効化
まず、スタートメニューを右クリックしてデバイスマネージャを開きます。
そして表示のところで接続別にしてBluetoothに接続されているiPhoneを探します。
以下の様に4つのデバイスが見えているはずです。例えばiPhone12 miniだと
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 mini A2DP SNK
- iPhone 12 mini Avrcp Transport
- iPhone 12 mini Hands-Free HF
iPhone12 miniの部分はお使いのiPhoneの名前になっているはずです。
このうち、下の3つを右クリックして無効にします。これらは先の機能のPCから電話をするときなどに使うデバイスなので不要だからです。
無効にしたらWindowsを再起動してタスクバーからスマートフォン連携を開いて、ちゃんと通知だけは見れることを確認します。
タスクマネージャを確認
この状態でタスクマネージャを確認すると、1.3%以上消費していたスマートフォン連携のCPU使用率が0%-0.3%程度に減っていることを確認できると思います。
注意点
注意点としては、通知に使わないデバイスを無効にしているのでPCからの電話機能などは使えなくなることです。使用目的にあわせて設定してください。
その他問題点
Windows11のスマートフォン連携をしているとAirPodsProがつながらなくなる?
CPU使用率の話とは直接関係ないのですが、Windows11のスマートフォン連携をしているとAirPodsProがつながらなくなる問題が別にあります。
これは上のハンズフリープロファイルを無効化しても治りません。
唯一の対処方法は、AirPodsProを耳につけてiPhoneのBluetoothをオンオフすること。
対処方法をご存じの方はTwitterまで教えてください。
以上となります。