4つのTwitterシャドウバンの種類と解説 気づかぬうちになってるかも?

ツイッターには本人が気づかないうちに制限がかかっているシャドウバン(ShadowBan)という状態があります。ここではその調べ方と種類を解説します。

ツイッターのバン(BAN)とは

Twitterのアプリを開いてもタイムラインが表示されなくなった。Webを開いてもログインができなくなったというのが一般的なBANの状態です。

明らかな規約違反があった場合は、ツイッターのシステムが警告なし問答無用でこのバン状態にされます。

警告くらいしてくれてもいいじゃないかと思いますが、これはボットでスパム行為をしたり不正の様なログインがあったり明らかにシステムやユーザーに即悪影響を及ぼす行為に対する緊急措置的な意味合いがありますので、やむを得ないといえばやむを得ないのです。

ただこのノーマルのバンは本人がすぐわかるので、ツイッターの運営局に連絡をしたり、簡単な認証をするだけで解除してもらえるケースがほとんどです。

ところが厄介なのがシャドウバン(Shadow Ban)

シャドウバンとは

シャドウバンとはその名が示す通り、こっそりBanされている状態です。

何が厄介なのかというと、本人が自覚出来ないこと。

「最近リプやいいねが少ないな?」

などなんとなくのレベルでしか気づくことが出来ません。

下手をすると一生シャドウバンされないないことに気づかずに過ごす人もいるくらいです。

シャドウバンの調べ方

検索で「Shadow ban test」などと検索すると自動的にテストしてくれるサービスが出ます。

が有名です。

ここに@から始まるユーザー名を入れると診断が開始。もしあなたがシャドウバンされていたら警告が、大丈夫ならNO・・BANとチェックマークが出ます。

シャドウバンされていない状態

ツイッターの4つのシャドウバンの意味

シャドウバンの種類は4つあります2つは検索に関するシャドウバン、残りの2つはリプに関するシャドウバンです。

シャドウバン 検索 リプ 程度
Search Suggestion Ban ×
Search ban ×
Ghost ban ×
Reply deboosting ×

ツイッターのGhost Banの意味

ゴーストバン。幽霊にされるとはどういう意味なのでしょう。

これはリプ(返信)が他のユーザーからは見えなくなること。自分や相手からはちゃんと見えます。しかし第3者からはそのリプは見えません。

スパム的に沢山のツイートに大量にリプすると一時的にこの状態にされる場合があります。

後ほど述べるSearch Banも伴います。

ツイッターのReply Deboostingの意味

リプライデブースティング。日本語だとリプが積極的には見えなくなるといったところでしょうか。

軽いゴーストバンと思えばいいでしょう。

攻撃的なリプだとシステムが判断すると、見ている人がその元ツイートを開いても自動的にはその攻撃的なリプは表示されず、もう1段階ボタンを押して開く形になります。

Ghost Banと同じくリプ先や本人には影響しません。

これは本人がシャドウバンされたというよりは、個別のリプライのに対しての処理となります。

なので、実際は判定ツールでも直近のツイートしか見ないのでよくわかりません。

ツイッターのSearch banの意味

サーチバン。これは文字通り検索結果から外されるBANです。例えばあなたがハッシュタグをつけてツイートしたとしても、他人(フォロワーでも!)がそのハッシュタグで検索した結果には表示されません。

ツイッターには品質フィルタがあり、ユーザーが不適切なコンテンツを表示しない様に出来ますが、その品質フィルタの状態に関わらず、検索結果には表示されません。

Ghost Banと同じく一気に大量にツイートするとスパムとみなされ一時的にこの状態になります。

そしてゴーストバンされたリプも同じ扱いで検索結果には表示されないというわけです。

ツイッターのSearch Suggestion Banの意味

弱いサーチバン。ツイッターは検索結果の順番について優先順位をつけます。標準では人気があって関連度の高いものが上に来るのですが、サーチサゲスチョンバンになっているユーザーはそこの優先度が下げられます。

ただこれはログインしていないユーザーからの検索の話で、ログインしている場合は検索したユーザー間の関連性が高い(中の良いと判定された人)のツイートが上位表示されやすくなり、それはこのBANの影響は受けません。

判定ツールはどうやってシャドウバンを判定しているの?

ツイッターには検索時に”from:@..."でツイートしたユーザーを絞り込むことができます。

判定ツールはまず与えられたユーザーが呟いたツイートの存在を直接プロファイルから確認してから上記のサーチをかけ、それが表示されているかどうかでSearch Ban(ログインサーチ)とSearch Suggestion Ban(非ログインサーチ)の判定を行います。

また同じくプロファイルから1つ以上のリプがある呟きを見つけ、そのURLを(客観的に)開いて、リプに関するGhost BanやReply Deboostingの判定をするというわけです。

シャドーバンになったら

上を見てわかる通り、シャドーバンといってもどれも一時的なスパム行為や個別の攻撃的リプに対するものですので、判定されても慌てずに置いていけばそのうち回復します。

ただそのうちというとどれくらい?となりますが、残念ながらそれははっきりとした期間データがありません。

そういった意味でも一般のBANより厄介といえば厄介ですね。

最近はオープンなサービスになっているBOTを使ってのトリガーを使った連投も簡単にできます。BANされてないから大丈夫と安心せずにたまに判定ツールでチェックするといいかもしれません。

サーチシャドウバンのアルゴリズムについて

下記に筆者が実際にサーチシャドウバンになった時の実験結果を記します。もしひっかかってしまった場合は、参考にどうぞ。

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