ノンオイルフライヤー失敗パサパサでまずい→〇〇したら絶品に!

ノンオイルフライヤーでの唐揚げ作りに失敗して全然美味しくなかったのですが、工夫したら劇的に改善した話を報告します。

ノンオイルフライヤーの種類

Waganseノーオイルフライヤー

この手の製品、ノーオイルフライヤー、ノーフライヤーと色々名前はありますが内部構造はほとんど同じです。

仕組みは温風を食材にあて揚げたのと同様になるというもの。オーブントースター+ファンといったところでしょうか。

マイコン制御のものも一部ありますがほどんどはオーブントースターと同じくカチカチタイマーと温度スイッチのシンプルなもの。軒並み1万円超えていますが本当にそんなに部品代がかかっているかはちょっと疑問です。

今回試したフライヤー

今回試したのはわがんせ社のノーオイルフライヤー。

ホームページによれば日本の会社で唐揚げ向けにこだわってチューニングしているのだそう。

皿もついてくる

揚げ物用の網の他に金属の鍋が付いてきます。

内部はコーティングが施されている

網の下は油受けの2重構造。コーティングが施してあり洗うのが楽なのだそうです。

唐揚げに挑戦

さっそく唐揚げに挑戦してみました。クックパットのレシピを参考にニンニク生姜醤油酒で下味をつけて片栗粉をまぶします。

唐揚げに挑戦

表面にはタイマーと温度のランプのみ。温度ダイヤルをセットして適当にタイマーを回すと余熱が始まります。温度ランプが点灯したら準備完了。なんともアナログな作りです。

余熱。ランプで温度を確認

それにしてもこんな粉がついた状態の肉が本当に唐揚げになるのは不思議です。食材の油が熱で滲み出て衣を揚げるのだとか。

唐揚げの場合は180度で15分。ワクワクしながら出来上がりを待ちます。背面からは温風が排気されて香ばしい香りが漂います。

「チーン」

昭和の電子レンジの様な音が完了を告げます。期待をしながらトレーを引きます。どれどれ

粉のまんま

・・・白い( ̄□ ̄;)

半分くらいは確かに唐揚げになっていますが半分は片栗粉の白いそのまんまです。

確かに料理によって白くなるとは書いてあるのでもしかしたらこれが正常なのかもしれません。

試しに食べてみます。

・・・・・

です。

どうしよう。超まずい

レビュー記事にならないくらいの仕上がり。何か間違えているのでしょうか。

まるで鶏肉にきなこをつけたような唐揚げもどきをかじりながらネットで調査を開始しました。

・・・

調べた結果、どうやらノンオイルフライヤーというものはメーカーによらずパサパサになるのだそうです。

たしかにパッケージにはどのメーカーも「油分90%カット」とかうたってるので偽りはありませんが、、、

でも揚げ物の美味しさは結局油なんですよね。

そんな中、QAサイトでノンオイルフライヤーで美味しく作る方法を見つけたので早速リベンジで試してみました。

リベンジ

ナンコツでリベンジ

まずは前回と同じく材料に下味と衣(片栗粉)をつけます。

あらかじめ衣にサラダ油を浸しておく

ここがポイント。衣を粉のままノンオイルフライヤーに入れるのではなく、あらかじめ少量のサラダ油に浸すのです。

せっかく油分をカットするフライヤーなのに油をつけるのはどうかなと思いますが、ちゃんと下に落ちてくれますのでご安心を。

油の容器を洗うのが面倒ならポリ袋などを使ってもいいと思います。

あとは前回と同じで余熱をして10分から15分程度温風をあてます。

「チーン」

大成功

大成功です\(  ̄▽ ̄)/。ちゃんと外はサクサク中はジューシーの唐揚げができました。

サラダ油をつけたのでベタべタになるかなと思いますが、思いの外、カリッと仕上がってくれます。あくまで少量なのと温風で乾いてしまうのでしょうね。

油で揚げるのに比べても遜色のない、むしろ表面の仕上がりでは上で、冷めてもベタつかない美味しい唐揚げができます。

ということでノンオイルフライヤーでうまく作れない方は、あらかじめ軽く衣にサラダ油をつけてみることをお勧めします。

洗い方

よくノンオイルフライヤーは洗うのが大変と評価されていますが、それほど大変とは思いませんでした。むしろ鍋の油の処理や皿に残る油分が少ない分はるかに楽だと思います。

コツは油受けに少量の中性洗剤を入れてお湯でよく油を溶かすこと。しばらく温めれば水の様に溶けてしまい、表面にも残りません。

あと、クッキングシートをひいておくという技があります。この方法だと全く洗浄が要らなくなるので劇的に揚げ物が手間いらずになります。

唐揚げには怪味

ちなみに唐揚げには怪味ソース

ちなみに唐揚げにはYoukiの怪味ソースがお勧めです。珍しい唐揚げ専用のソースです。

終わりに

上にも書きましたが、この手の製品は様々な製品はあれど仕組みはほぼ同じと思っていいのでデザイン等のお好みでどうぞ。

油で揚げるのでは絶対に出来ない食べたことのない食感の美味しい唐揚げが楽しめますよ!

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